お客様・社会の抱える課題への専門性を高め、IoTテクノロジーにより価値を共創します。
IoTの急速な進化により、ヘルスケア、ものづくり、交通など、デジタル・テクノロジーを活用したデジタル・エコシステムによる革新的な「場」の創造が求められています。ネットワークにつながるあらゆるハードウェアやデバイスを通して収集したデータを分析、アルゴリズムでつなぎ、お客様の意思決定をデジタルに支援したり、意思決定そのものを「自動化」していくことを目指します。
言い換えれば、「富士通のテクノロジーやサービスが、人々が活動する企業や社会をしっかりと支える」。これが富士通の目指すヒューマンセントリック・イノベーションの世界観です。富士通は、このサイクルを繰り返す中で付加価値を創造し、お客様のビジネスを強くし、その先に広がるより良い持続可能な社会づくりを目指します。そして、お客様・社会のかけがえのないパートナーとして共に成長していきたいと考えます。
IoT時代には、全てのものが"つながる"ことが価値創造の源泉となります。そのサービスモデルの実現に向けて、IoT時代をリードする"つながる"ためのコアテクノロジーの研究開発に、集中的に投資をしていきます。
右に示す代表的なテクノロジーの開発を加速させるため、今後は事業部体制の統一を図り、一貫した戦略のもとで開発力を向上させます。
そのために、富士通研究所や富士通総研などグループ内の研究機関との連携によるシナジーに加え、外部との協業も積極的に強化し、これまで以上に、質の高いテクノロジーの開発と市場投入を加速させていきます。
パソコンやスマートフォン、クラウドなどを活用して世界中とつながり、膨大な情報にアクセスできる時代。デジタル・テクノロジーは個人の生産性向上ツールを超えて、知識やノウハウ、経験値をエンパワーメントしていく「力」となりました。優れたアイデアとチャレンジする意思があれば、多くの人とつながり、新たな課題解決策とイノベーションを生み出すことができる時代なのです。
業務の卓越性、商品の競争力、顧客との親密性。デジタル・テクノロジーは、ビジネスに不可欠な戦略要素を強化することができます。
業務に関わる意思決定や行動をサポートすること、そして、バリューチェーンの上流から下流までの最適なオペレーションを実現すること。デジタル・テクノロジーを活用して経営資源をつなぎ、人を中心に組み合わせるアプローチが、ビジネスの成功とビジネスモデルの変革を支えます。
企業の商品やサービス、さらには政府や学術研究機関などが相互につながることによって、新たなイノベーションや共有価値を生み出す、ビジネスや社会における生態系(エコシステム)が形成される時代となりました。
そこで富士通は、ICTをベースとするデジタルビジネス・プラットフォームを提供し、企業や業界の枠を越えた連携を実現し、産業界や政府、学術機関などと連携した共有価値の創造を目指します。
2050年に90億人に達すると予測される地球人口は、気候変動の激化や資源・食・水不足など、社会と地球環境の持続可能性を脅かすおそれがあります。こうした課題に対応していくためには、デジタル・テクノロジーを介して人間の叡智を結集する必要があります。
富士通はデジタルビジネス・プラットフォームをグローバルに展開し、様々な社会的課題の解決に貢献していきます。
価値創造事例」IoT時代の「ヘルスケア」「ものづくり」「次世代交通」は下記よりご覧ください。
価値創造事例 (1.17 MB / A4, 6ページ)
価値創造モデル (541 KB / A4, 2ページ)