このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. お取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成し提供を開始

PRESS RELEASE (環境)

2010年6月9日
富士通株式会社

お取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成し提供を開始

当社は、お取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成し、当社および当社グループ会社のお取引先への提供を開始します。

本ガイドラインは、サプライチェーンにおける生物多様性保全に関する活動の浸透と拡大を目的とするもので、富士通グループの「生物多様性行動指針」ならびに「生物多様性ガイドライン」を基に、お取引先がそれぞれの業態に応じた生物多様性保全の取り組みを実施する際に参考となる具体的な取り組み例などを掲載しています。

当社は今後、自社の事業活動における生物多様性保全の活動強化に取り組むとともに、お取引先を含めたサプライチェーン全体の生物多様性保全活動の推進に貢献していきます。

今年10月に名古屋でCOP10(注1)が開催されるなど、生物多様性への関心が高まる一方で、一般の人々や企業の中では生物多様性との関係認識が充分に浸透しておらず、生物多様性保全の活動が拡大していないのが課題となっています。

当社は、生物多様性への取り組みは地球温暖化防止への取り組みと並び、企業をはじめあらゆる主体が取り組むべき重要な課題の一つと考え、「ビジネスと生物多様性イニシアチブ(注2)」に2008年5月に署名し、「リーダーシップ宣言」を行いました。ここでは、自らの事業活動における生物多様性への取り組み推進はもとより、お取引先と生物多様性に関する目標を共有化し、協調して取り組むことを約束しています。

また、2010年4月に発表した「第6期富士通グループ環境行動計画(注3)」において、当社は生物多様性保全を重点分野の一つとして設定し、自社の事業活動はもとより、サプライチェーンを含めた生物多様性保全への取り組みの推進を目標に掲げています。

これらを踏まえ、今般当社はお取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成しました。

お取引先向け「生物多様性ガイドライン」

当社は2009年10月に当社グループ向け「富士通グループ生物多様性行動指針」を策定するとともに、生物多様性に配慮した業務および社会貢献活動に取り組むための「富士通グループ生物多様性ガイドライン」を作成しました。「富士通グループ生物多様性ガイドライン」は、お取引先においても参考となる事例を数多く掲載するなど、お取引先の活動をより具体化し推進する上で参考になると考えられることから、これを再編集し、お取引先向け「生物多様性ガイドライン」を作成しています。

本ガイドラインでは、生物多様性の意味や、保全の重要性、これまでの環境保全活動との関り合いを明確にするとともに、多くのお取引先でも参考となるような、さまざまな事業活動に応じた生物多様性保全に関する取り組み事例を幅広く掲載しています。

[主な記載項目]

目的/生物多様性とその現状/環境活動における生物多様性保全の位置づけ/企業の役割/取り組みのアプローチ/事業活動における生物多様性への配慮事項/普及活動/参考情報 ほか

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 COP10:
生物多様性条約第10回締約国会議。COPはConference of Partiesの略。今年の10月に名古屋で開催予定。
  注2 ビジネスと生物多様性イニシアチブ:
生物多様性条約の目的を達成するために、民間部門が強く携わることを狙いとしてドイツ連邦環境・自然保護・原子炉安全省が発足させた団体。
  注3 第6期富士通グループ環境行動計画:
2010年度から2012年度に富士通グループが取り組むさまざまな環境活動の目標をまとめたもの。2010年4月15日に発表。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

[お取引先お問い合わせ先]
購買本部
電話: 044-754-3561(直通)
E-mail: green@ml.css.fujitsu.com

[環境全般に関するお問い合わせ先]
環境本部
電話: 044-754-3413(直通)
入力フォームお問い合わせフォーム


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。