PRESS RELEASE

2025年5月26日
富士通株式会社

イノベーション創出とサステナブルな社会実現に向けコーポレートベンチャーキャピタル2号ファンドを運用開始


当社は、富士通ベンチャーズ株式会社注1(以下、富士通ベンチャーズ)を通じて、総額150億円のコーポレートベンチャーキャピタルファンド「富士通ベンチャーズファンド2号注2」(以下、2号ファンド)を2025年7月1日より運用開始します。

当社は、イノベーションの創出を目指して2021年4月に「合同会社富士通ベンチャーズファンド」(以下、1号ファンド)を設立し、運用を行ってきました。1号ファンドでは、当社の戦略に基づく事業連携の強化を目的として、国内外のスタートアップへの事業戦略投資を進めるとともに、2024年6月からは社会課題解決に挑戦するスタートアップを対象としたインパクト投資を開始しています。これまでの運用において、累計17社に出資し、戦略面、財務面ともに一定の成果を挙げてきました。

今回、運用を開始する2号ファンドでは、1号ファンドの取り組みを強化、発展させるためファンド規模を拡大し、さらなるイノベーションの創出ならびにサステナブルな社会実現に貢献していきます。

2号ファンドについて

2号ファンドでは、1号ファンドと同様に国内外の有望なスタートアップへの投資を進めていきます。事業戦略投資では、事業連携の強化を目的とした投資を継続するとともに、優れた先端技術を持ち、将来的な事業連携が期待される企業への投資を拡大し、技術やトレンドの取り込みを一層加速していきます。また、インパクト投資においては、投資先を通じた社会課題解決への貢献を軸としつつ、当社の事業との連携を通じた相乗効果の創出を目指していきます。

2号ファンドの概要

ファンド名称 富士通ベンチャーズファンド2号
ファンド規模 150億円
出資者 当社(99.9%)、富士通ベンチャーズ株式会社(0.1%)
運用開始年月日 2025年7月1日
運用期間 10年間
投資対象地域 日本、グローバル


図:投資対象領域 図:投資対象領域

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    富士通ベンチャーズ株式会社:
    本社 東京都港区、代表取締役社長 矢島 英明
  • 注2
    富士通ベンチャーズファンド2号:
    合同会社富士通ベンチャーズファンド内で運用

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

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