PRESS RELEASE
2021年3月31日
富士通株式会社
DXの加速に向けコーポレートベンチャーキャピタルファンドおよび運用子会社を設立
国内外の有望なスタートアップに100億円規模の投資を実行
当社は、このたび、総額100億円のコーポレートベンチャーキャピタル(以下、CVC)ファンドである「合同会社富士通ベンチャーズファンド」を2021年4月1日に組成し、新たにCVCファンド運用子会社「富士通ベンチャーズ株式会社」による運用を開始します。
当社は2006年に1号CVCファンドを設立して以来、2010年に2号ファンド、2015年に3号ファンドを設立して国内外の有望なスタートアップへの投資を実行し、一定の成果を挙げてきました。また、2015年にはベンチャー共創活動「FUJITSU ACCELERATOR」を開始し、スタートアップ100社以上との協業を推進しているのに加えて、2020年には「Strategic Growth & Investment室」を新設し、スタートアップ投資を含む当社グループの非連続的成長(Inorganic Growth)活動を主導しています。
昨今のビジネス環境において、イノベーションの創出ならびにDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速を目指すうえで、革新的なスタートアップとの連携は重要性を増すばかりです。このため、当社経営方針における重要施策である成長投資の一環として、新CVCファンドの組成により「Strategic Growth & Investment室」のスタートアップ投資機能をさらに強化し、より柔軟かつ迅速な投資活動の実現を目指します。また、スタートアップと当社との協業においては「FUJITSU ACCELERATOR」との連携をさらに密接にし、DXを支えるテクノロジーの強化に加え、ビジネス機会創出と新事業を推進するための投資を実行していきます。
CVCファンドの概要
ファンド名称 | 合同会社富士通ベンチャーズファンド
(英語表記:Fujitsu Ventures Fund LLC) |
ファンド規模 | 100億円 |
出資者 | 当社(99.9%)、富士通ベンチャーズ株式会社(0.1%) |
設立年月日 | 2021年4月1日 |
運用期間 | 10年間 |
投資対象 | 当社と協業する国内外のスタートアップ |
投資対象地域 | グローバル(主に日本、米国、ヨーロッパ、イスラエル) |
CVC運用子会社の概要
会社名称 | 富士通ベンチャーズ株式会社
(英語表記:Fujitsu Ventures Limited) |
代表者 | 代表取締役 矢島 英明 |
資本金 | 5,000万円(当社100%出資) |
所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号
大手町フィナンシャルシティグランキューブ3階 |
設立年月日 | 2021年3月1日(事業開始日:2021年4月1日) |
商標について
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