富士通、AIについて楽しく学べる学習ドリル「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」を公開

教育支援プログラムなどを通じて、全国の小学生に学習機会を提供

当社は、このたび当社のマテリアリティ^（注1）のひとつであるデジタル社会の発展につながるコミュニティ活動の一環として、AIについて楽しく学べる学習ドリル「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」（以下本ドリル）を制作しました。本ドリルは当社ホームページなどで本日公開するほか、希望する教育機関へ冊子を無償提供します。

本ドリルは、当社の富士通研究所人工知能研究所が制作に関わるとともに、当社がスカラーシップパートナーとして参画している、学校法人神山学園神山まるごと高等専門学校^（注2）（以下神山まるごと高専）の学生たちのアイデアを盛り込み、これからのデジタル社会を支えていく子どもたちがAIとの付き合い方を楽しく、分かりやすく学ぶことができる内容となっています。また、当社が展開している教育支援プログラムやワークショップなどを通じて、全国の小学生に学習機会を提供していきます。

当社は今後も、幅広いステークホルダーとの共働・共創を通じて、サステナビリティな社会の実現に貢献していきます。

背景

AIは自動化システムから自然言語による応答サービスまで社会の身近なアプリケーションで利用されるようになり、日々進化しています。その一方でAIの特性を理解せずに使用することによる倫理的トラブルが多発しており、さまざまな分野でその使われ方が問われています。

デジタル社会の発展には、AIなどの技術について正しく理解し、その技術の利点を活かしていくことが不可欠です。当社は、AIをキーテクノロジーのひとつとしており、信頼できるAIの開発やAI倫理の確立に早くから取り組んできました。今般、これからのデジタル社会を支えていく子どもたちにAI技術の正しい理解を促す啓発として、累計1,000万部を超えて普及している株式会社文響社^（注3）（以下文響社）の学習教材「うんこドリル^（注4）」シリーズと共働して「AIとのつきあい方」をテーマとした冊子を制作しました。

コンテンツ概要

今後ますます身近な存在となり、子どもたち自身が利用する機会が増えてくるであろうAIに関する留意点を学ぶとともに、AIと上手に付き合うことで、どんな社会になっているかを考え、AIに関係するテクノロジーについて子どもたちが自ら学習することを促す構成としています。

「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」表紙画像

AIを使う時に気を付けないといけないこと（二択クイズ形式で出題）
なぜ気を付けないといけないのか、子どもたちに分かりやすく解説
神山まるごと高専の学生たちと考えた「未来のAIニュースを考えよう」の学習ページ
AIともっと上手に付き合っていくためのテクノロジー・キーワード
当社が提供する「やさしい技術講座」サイトのご案内

「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」はこちらからダウンロードできます。
※2024年8月31日まで公開予定

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1

マテリアリティ：
必要不可欠な貢献分野。当社は、地球環境問題の解決、デジタル社会の発展、ウェルビーイングの向上の3分野を定めました。
注2

学校法人神山学園神山まるごと高等専門学校：
所在地：徳島県名西郡神山町、理事長：寺田親弘。
注3

株式会社文響社：
本社：東京都港区、代表取締役社長：山本周嗣。
注4

うんこドリル：
文響社が刊行する子ども向け学習ドリル。子どもたちにとっては口にするだけで楽しくなってしまう魔法の言葉「うんこ」をキーワードに、勉強を楽しいものに変え、好きになるような、子どもたちの目線で作られています。

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals：SDGs）は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス（存在意義）である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs

本件に関するお問い合わせ

総務本部コミュニティ推進室
E-mail：fj-Community@dl.jp.fujitsu.com

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。