PRESS RELEASE
2021年12月8日
富士通株式会社
富士通グループ、CDPの「気候変動」および「水セキュリティ」の調査で最高評価を獲得
当社グループはCDPが実施した「気候変動」および「水セキュリティ」の調査において、最高評価である「気候変動Aリスト」企業に5年連続で選定されました。また、「水セキュリティAリスト」企業においても3年連続で選定されました。
CDPは国際的な非営利組織で、運用資産総額110兆米ドル(2021年12月4日時点)を超える投資家を代表して、毎年、企業に「気候変動」、「水セキュリティ」、「フォレスト」に関する調査を実施し、その結果を公表しています。本調査では、企業の情報開示姿勢や、関連する様々なリスクに対する認識と管理能力、課題に対する戦略、野心的で有意義な目標設定などにおけるリーダーシップを示す優れた取り組みが評価されます。
「気候変動」および「水セキュリティ」に関する当社グループの取り組み
当社グループは、2017年5月に気候変動対策において、2050年の自らのCO2ゼロエミッション達成を目指した中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定しました。
デジタル革新を支えるAIなどの先進デジタル技術を活用し、当社グループだけでなく、社会全体のカーボンニュートラルの実現や、レジリエントな社会インフラ構築などに貢献することにより、ビジネスを通した気候変動の緩和と適応に取り組んでいます。さらに、水関連災害の防災・減災、レジリエントな都市づくりなどの社会課題に対しデジタル技術で貢献するために、ハイパフォーマンス・コンピューティングやAI技術の開発にも取り組んでいます。2021年度からの2ヵ年の環境目標である「第10期富士通グループ環境行動計画」の中では、働き方改革や事業構造の変化を踏まえつつ、グローバルな社会課題である「気候変動」、「資源循環」、「自然共生(生物多様性の保全)」の3つの軸ごとに目標をそれぞれ設定し、サプライチェーンを通じた環境負荷低減に努めていきます。
当社グループは、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスの実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」を、2021年10月に策定しました。「Fujitsu Uvance」のもと、今後当社グループは、サステナブルな世界の実現に向け、このような取り組みを一層推進していきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
関連リンク
- 富士通グループの環境活動の紹介サイト
- 富士通グループの環境リスクへの対応
- 富士通グループ環境行動計画
- 富士通グループにおける温室効果ガス排出削減目標を「1.5℃水準」に引き上げ(2021年4月16日プレスリリース)
- サステナブルな世界の実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」が始動(2021 年10月7日プレスリリース)
当社のSDGsへの貢献について
2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。
本件に関するお問い合わせ
サステナビリティ推進本部 レスポンシブルビジネス統括部
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