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PRESS RELEASE

2020年8月25日
富士通株式会社

「DX銘柄2020」に選定

DX企業への変革に向けた取り組みが評価され選定

ロゴ

当社はこのたび、経済産業省と東京証券取引所が選定する「DX銘柄2020」に選定されました。

「DX銘柄」は、デジタル技術を前提としてビジネスモデルなどを抜本的に変革し、競争力強化につなげるデジタルトランスフォーメーション(DX)」(注1)に取り組む先進的な企業を選定するものです。

当社は、DXコンサルティング企業であるRidgelinez株式会社(注2)の新設や、お客様との共創によるレベニューシェアモデルの確立など、DX企業への変革へ向けた各種取り組みが高く評価され、前身の「攻めのIT経営銘柄」(注3)を含めて4年連続で選定されました。


近年、あらゆる産業でデジタル技術を駆使した破壊的イノベーターが登場するなど、産業構造やビジネスモデルがかつてないスピードで変化しています。

当社のパーパス(注4)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」に基づき、今後もDXに関する社内実践の成果やノウハウをソリューションやサービスなどに反映し、お客様のDXのベストパートナーとして、デジタルテクノロジーを活用した社会課題の解決に貢献していきます。

DX銘柄について

DX銘柄は、中長期的な企業価値の向上に向けて戦略的なIT活用に取り組む企業を選定する「攻めのIT経営銘柄」の後継制度として、2020年より運用が開始され、今回が第一回目の選定になります。DXにより焦点をあてた「攻めのIT経営銘柄」として、DX銘柄では、1.ステークホルダーとの対話、2.ビジネスモデルの変化、3.経営者のコミットの下での経営戦略に位置づけられた取り組みに関する評価が盛り込まれています。

当社経営ビジョンにおけるDXの位置づけ

当社は社内プロセスや情報インフラの刷新、データドリブン経営の強化、組織・人材両面のカルチャー変革を行い、当社自身のDXを推進します。また、経済産業省が推進する「DX推進指標」を非財務指標の一つに設定し、変革の進捗を定期的に測定することで改善を加速させ、その内容を積極的に公開していきます。

さらに当社は、コンピューティング、AI、5G、サイバーセキュリティ、クラウド、データマネジメント、IoTなどのテクノロジーをベースに、「デジタル対応への変革」、「既存ビジネスの変革」、「エコシステム型ビジネスモデルへの進化」の3つのステップでお客様の変革を実現します。お客様のDXを牽引することで、当社自身も社会課題の解決に貢献する「DX企業」への変革を目指します。

DX企業への変革に向けた各種取り組み

  1. DXビジネスの展開

    デザイン経営実現のためにデザインセンターを新設するとともに、新会社であるRidgelinez株式会社を当社グループにおけるDXビジネスの先駆者として位置づけ、新たな仕組みや制度のもとで柔軟性・機動性を持たせ、DXビジネスを加速させていきます。

    また、当社はデータドリブン経営を徹底して社内実践し、自ら得た知見と当社技術を融合したうえで、お客様にデータ活用の支援を行います。

    さらに、データプラットフォームビジネスなどのDXソリューションの確立や、レベニューシェアモデルによるお客様との共創など、新たなビジネスモデルの展開を図ります。

  2. テクノロジーを活用した、ニューノーマルにおける「人」と「データ」を中心とした新たな生活様式の構築

    2020年7月6日に発表した「Work Life Shift」(注5)のように、新たな生活様式に適した人事制度やオフィス、ビジネスのあり方を見直す取り組みをさらに推進します。

    また、新型コロナウイルス対応として、自治体や医療機関の支援、働き方や教育などをサポートするサービスの無償提供、テクノロジーを活用した研究支援などを継続します。

    今後も当社は、お客様、お取引先様、従業員とその家族、そして、地域社会を含むステークホルダーの生命の安全を最優先とし、感染予防と感染拡大の防止に努めるとともに、事業継続活動に取り組み、社会的責任の遂行に努めていきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 デジタルトランスフォーメーション(DX):
AI、IoT、クラウド、5Gなどの先進テクノロジーとデータを駆使して革新的なサービスやビジネスプロセスの変革をもたらすもの。
注2 Ridgelinez株式会社:
本社 東京都千代田区丸の内、代表取締役社長 今井俊哉。
注3 「攻めのIT経営銘柄」:
東京証券取引所の上場会社の中から、中長期的な企業価値の向上に向けて戦略的なIT活用に取り組んでいる企業を経済産業省と東京証券取引所が業種区分ごとに選定・公表する制度。
注4 パーパス:
企業の存在意義や果たすべき役割のこと。当社は「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」を「パーパス」と定めている。
注5 「Work Life Shift」:
「働く」ということだけでなく、「仕事」と「生活」をトータルにシフトし、Well-beingを実現するコンセプト。従業員がこれまで以上に高い生産性を発揮し、当社のDX企業への変革をさらに加速できるよう、人事制度とオフィス環境整備の両面から様々な施策を推進している。

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本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話 03-6252-2174(直通)
受付時間: 8時40分~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)


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