2020年5月7日
富士通株式会社
日本政府による緊急事態宣言の延長を受けて
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げます。また、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
当社では、2020年3月24日掲載の「新型コロナウイルス感染症に関する当社の対応について」 のとおり、お客様、お取引先様、従業員とその家族の安全確保と感染拡大の防止を最優先としつつ、お客様への製品・サービス提供の継続、および感染拡大により生じる様々な社会課題の解決に資する取組みを進めてまいりました。
2020年5月4日、日本政府が緊急事態宣言を2020年5月31日まで延長した事を受け、当社代表取締役社長時田隆仁より、以下のメッセージを当社グループ全世界の従業員に発信しております。関係者の皆様と連携し、この大きな社会課題の解決に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
[2020年5月7日 当社グループ従業員向けメッセージより一部抜粋]
富士通グループの皆さんへ
代表取締役社長
CDXO
時田隆仁
新型コロナウイルスの影響による不安定な状況が続いている中、お客様の事業継続や社会機能の維持、当社の事業活動を支えている社員の皆さんに、心より感謝します。
さて、本日は、日本の状況と、対外的な情報発信についてお話ししたいと思います。
まず、日本の状況についてお話します。
当社は、1都3県の知事による「いのちを守るSTAY HOME週間」キャンペーンにおける企業に対する連続休暇の呼びかけを重く受け止め、大型連休であるゴールデンウィークが始まる前の4月27日から、日本全国の事業所を休業としました。そうした中で、社会インフラ、医療機関などのお客様サポートやトラブル対応、工場における生産確保など連休中も勤務されていた皆さん、大変お疲れ様でした。
5月4日、日本政府は、国内の新規感染者数の減少が十分なレベルではなく、また医療提供体制が逼迫している地域もみられることから、緊急事態宣言を全国を対象に5月31日まで延長しました。これに伴い、当社では、全国事業所におけるテレワーク実施等の施策を継続します。引き続き、社員の皆さんには、ご自身およびご家族の安全確保と、感染拡大の防止に努めていただきたいと思います。
お客様先に常駐している社員の安全確保については、各部門においてお客様との対話などを進めて頂いたことから、お客様から非常にご理解いただけるようになっています。
当社は、引き続き社員の皆さんとご家族の安全確保を最優先とした対応を行っていきます。
次に、対外的な情報発信についてお話します。
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に鑑み、5月21日より開催予定だった「富士通フォーラム」を7月以降に延期することを決定しました。
一方で、この厳しい状況においても、当社が継続してイノベーションの創出やお客様サポートに取り組んでいることをお伝えしていくため、社外向けウェブサイトから、タイムリーに必要な情報を発信していきます。
なお、富士通の新型コロナウイルスに関する各種取り組みは、グローバルで以下のサイトを立ち上げ、集約した情報発信を開始しました。
Fujitsu's response to COVID-19 / 新型コロナウイルス感染症に関する当社の対応
https://www.fujitsu.com/global/covid19/ (日本語サイト:https://www.fujitsu.com/jp/covid19/)
お客様やステークホルダーの皆さんと積極的なコミュニケーションを図ることで、変わらぬ信頼関係を築いていきたいと思います。
この新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中で経済活動への深刻な影響が出ています。世界各地にネットワークがあり、様々なテクノロジーを持ち、多くの仲間がいる富士通だからこそできることが、まだたくさんあるはずです。引き続き、お客様や部門、国を超えた仲間たちとコミュニケーションをとり、アイディアを出し合いながら、私たちができることを最大限取り組んでいきましょう。
以上
本件に関するお問い合わせ
広報IR室
03-6252-2175(直通)
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