PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2009年9月9日
富士通株式会社
日本語特有の表記ゆれを短期間で解消!
昨今の企業活動において、さまざまな情報を横断的に把握・活用するニーズの高まりや、企業や部門合併の活発化から、顧客情報などのデータベースを統合するケースが増加しています。
しかし、統合したデータベースでは、同一人物を示すデータが重複して存在するケースがあり、ダイレクトメールの重複発送や宅配物の配達遅延、また顧客情報の不整合から生じるトラブルなど、コスト増大や顧客サービスの低下、さらには社会問題に発展する重大なリスクとなる場合があります。特に日本では、住所や氏名の表記方法が多様(新旧字体の混在、市町村名の変更、地名の省略、番地の記載方法など)であり、従来より特有の問題となっていました。
当社は、このようなデータ品質に関わる課題を解決するため、データクレンジングソフトウェア「Interstage Information Quality」を新たに販売開始します。本製品は、独自の解析技術(特許出願済)を搭載することで、高精度なクレンジングを実現し、日本特有の表記ゆれを短期間で解消します。
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本製品により、表記ゆれが招くリスクを防ぐとともに、顧客サービス向上や戦略的なマーケティング分析などを支援していきます。
本製品は、本年4月に発表した「Interstage Information Integrator」、「Interstage Information Storage」とともに、“情報統合プラットフォーム”を構成する製品の一つとして、今後、パッケージやソリューションへも提供し、お客様のビジネスを幅広く支援していきます。
独自の解析技術(特許出願済)により、クレンジング対象となる住所を、各要素ごとに住所辞書内の要素と照合して、一致する割合の高い住所を選択します。日本特有の地名省略や漢字の誤りなどを自動的に補正し、正確な住所を導き出します。
これにより業界トップレベルのクレンジング成功率97%(当社測定値)を実現しています。
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過去40年間にさかのぼって旧住所と新住所を対応づけられる住所辞書を搭載しています。また、毎月最新版の住所辞書を提供する「住所辞書更新サービス」により、市町村合併などで住所表記の変更を重ねた顧客データも最新の住所に変換できます。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
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Interstage Information Quality Standard Edition V10 | 250万円 (プロセッサライセンス) |
Windows版: 2009年10月下旬 Linux版: 2009年11月下旬 Solaris版: 2009年12月中旬 |
住所辞書更新サービス | 80万円 (サーバあたり年額) |
サーバ | クライアント | |
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Windows版 | Microsoft® Windows Server® 2008 Microsoft® Windows Server® 2003 |
Microsoft® Windows® 7 Microsoft® Windows Vista® Microsoft® Windows® XP |
Linux版 | Red Hat Enterprise Linux 5 Red Hat Enterprise Linux 4 |
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Solaris版 | Solaris 10 Solaris 9 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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