PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

「仮想化ソリューションセンター」を開設

～ VMware、Hyper-Vを始めとする仮想化システムの技術支援体制を強化 ～

「仮想化ソリューションセンター」の目的

今日、ハードウェアの有効活用やITシステムの導入・運用コストの低減、環境への貢献(CO₂削減)を目的に、最新の仮想化技術を活用したシステムへのニーズが高まっています。

当社はこのほど、「仮想化ソリューションセンター」を開設し、従来、プロジェクトや部門ごとであった仮想化技術に関する技術者を1ヶ所に集めるとともに、数多くのプロジェクトを通じて培った仮想化システム構築に関する技術情報や手法・ノウハウを結集しました。これにより、これまでの構築事例にもとづいた仮想化システムの構成情報や導入効果、または仮想化システムに関する技術的課題などを踏まえながら、当社の営業・SEならびにパートナー様を支援し、当社の提唱する「ITインフラ最適化^(注1)」のもと、お客様の仮想化システムに最適なシステムモデルを提供します。

「仮想化ソリューションセンター」の活動内容

1. 仮想化システムの専門技術者による商談・システム設計・構築・運用の支援

   サーバ、ストレージ、ネットワーク、クライアントのそれぞれの仮想化技術に精通した40名の専門技術者が、仮想化システムの商談・システム設計・構築・運用に関する技術支援を行います。また、先進的な仮想化システムの構築商談においては、総合的なサポートを実施します。

2. 「Platform Solution Center」を活用した仮想化システムの検証支援

   当社の総合検証センター「Platform Solution Center」が持つ各種プラットフォームを活用し、お客様の仮想化システムの検証を実施します。PCサーバ「PRIMERGY」を始めとする320台のサーバや40台のストレージシステム「ETERNUS」、各種ネットワーク機器やシンクライアント端末を活用し、多様化・複雑化する仮想化技術を含んだお客様システムの最適なシステム構成、組み合わせを検証するとともに、仮想化システムの性能見積もりや互換性、運用性の事前検証を行います。

3. 仮想化技術に関するポータルサイト新規開設と情報発信

   これまでの数多くのプロジェクトを通じて培った仮想化システム構築に関する技術情報や手法・ノウハウをもとに、商談、システム設計・構築・運用の各フェーズでの仮想化技術関連の資材を開発し、ポータルサイトを通じて当社の営業・SEならびにパートナー様に情報発信を行います。

4. 仮想化技術に関するフィールドSEの育成

   「仮想化ソリューションセンター」では、お客様の仮想化システムの活用形態に合わせたトレーニングメニューを用意し、仮想化技術に精通した専門技術者の指導によるフィールドSEの育成を行います。なお、2010年3月までに「VMware」「Hyper-V」を中心とした仮想化技術に関するフィールドSEを3,000名超育成する予定です。

商標について

VMwareは、米国 VMware, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Hyper-Vは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  注1 ITインフラ最適化：

お客様のITインフラに対し、現状分析を通じて将来に向けた検討ステップを段階的に提案し、お客様のシステムライフサイクルに沿った、全体最適化を目指す取り組み。

関連リンク

• 「仮想化ソリューションセンター」紹介サイト
• 「富士通の仮想化への取り組み」紹介サイト
• 「インフラ最適化」紹介サイト
• Platform Solution Center 紹介サイト
• 業界初、ITインフラ最適化に向けたシステムモデルを確立（プレスリリース）

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話： 0120-933-200
受付時間： 9時～17時30分（土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）

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