PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2006-0173
2006年10月30日
富士通株式会社
~ITインフラの提案スタイルを革新~
当社はこのほど、お客様それぞれの要件に対し最適なITインフラを容易に実現するためのお客様とのコミュニケーションツール「インフラ最適化システムモデル」を確立しました。
「インフラ最適化システムモデル」は、サーバ集約など代表的なITインフラ最適化のテーマごとに6段階の最適化レベルを定義した、インフラ最適化の全体像を把握するためのツールです。
本ツールをお客様にご利用いただくことで、お客様は自社のITインフラについて、現状および将来目指すレベルを明確に把握することが可能です。
当社は、本ツールを利用した新たな提案スタイルと、サーバ、ストレージ、ネットワークなどの各プラットフォーム製品事業からシステムの構築や運用までを網羅する総合力を活かして、お客様が真に必要とする、最適化されたITインフラをこれまで以上にスピーディーに提供します。
近年、お客様のITシステムにおいては、TCO(Total Cost of Ownership)の削減、セキュリティや事業継続(BC:Business Continuity)など「安心安全」への対策、内部統制への対応強化といったさまざまな課題に対応するために、システムの基盤となるITインフラを全社的に最適化することが必須となっています。
これまで、ITインフラの最適化に向けた、サーバ、ストレージなどを個別に最適化する取り組みが増加していますが、これらの部分最適のアプローチでは、上記課題にスピーディーに対応するためのシステム基盤は実現できません。
また、オープン環境のもと、さまざまな製品が選択肢となりえるため、業務上必要とする要件に合ったITインフラを構築するための製品の選択・組み合わせはお客様にとってもITベンダーにとっても困難な課題となっています。
これに対し、当社は、ITインフラ最適化に関わる累計約7,000件の商談を分析、サーバ集約などニーズの多い最適化のテーマを抽出し22種類に分類の上、ITインフラの要件となるコスト・信頼性・性能・運用・管理などを総合的に考慮し6段階のレベルに定義した、コミュニケーションツール「インフラ最適化システムモデル」を確立しました。
本ツールの作成にあたっては、当社のサーバ、ストレージ、ネットワークなどの各プラットフォーム製品事業からシステムの構築や運用までを網羅する総合力を背景に、各製品やサービスの事業部、支援部門が組織横断的にノウハウの提供を行っています。そのため、本ツールを利用することにより、例えばサーバ集約検討時に、必ず関連するストレージやネットワーク、セキュリティを含めた全体最適に向けたアプローチが可能となります。また、実績に基づいた代表的なシステム構成サンプルも用意しており、お客様が目指すレベルに応じたITインフラを構成する製品の選択・組み合わせの決定が容易に行えるようになります。
当社は、今後ともITインフラの技術動向、お客様のニーズの変化に合わせ、常に最新の「インフラ最適化システムモデル」を保持することにより、お客様のITインフラの最適化に向けた取り組みを支援します。
以上
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