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PRESS RELEASE

2008年5月12日
富士通株式会社
富士通アクセス株式会社

フォトニクスネットワーク事業の製造部門および
国内向け開発部門の分割による再編・統合について

富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒川 博昭、以下、富士通)と富士通アクセス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:中村 隆、以下、富士通アクセス)は、本日開催の両社取締役会において、2008年7月1日を効力発生日として、富士通のフォトニクスネットワーク事業の製造部門および国内向け開発部門を簡易吸収分割により富士通アクセスに統合し、「富士通テレコムネットワークス株式会社」(代表取締役社長:中村 隆)として承継することを決定いたしました。

今回の再編により、富士通グループの国内向けフォトニクスネットワーク事業において、開発から製造まで一貫した事業構造を確立し、よりスピーディーかつ高品質な製品開発・製造を行うことで、お客様のニーズに対応した光伝送機器を提供し、国内市場における次世代ネットワークの構築を支援してまいります。

  1. 会社分割の目的

    これまで、富士通グループでは、富士通がWDM(注1)システムやSONET(注2)システムなどの基幹ネットワーク網、富士通アクセスがGE-PON(注3)といった国内向けアクセス網(注4)を中心に事業展開してきました。しかし、市場変化とともに、基幹ネットワーク網とアクセス網の境目が次第になくなってきており、特に国内市場における次世代ネットワーク網の構築計画においては、富士通と富士通アクセスが保有している開発・製造の技術・ノウハウを融合し、よりいっそう協調した取組みが不可欠と判断したため、本年4月28日に国内向け営業部門を富士通に一本化するとともに、フォトニクスネットワーク事業の国内向け開発部門および全製造部門を再編・統合する方針を決定し発表いたしました。

    その後、詳細検討の結果、富士通を分割会社、富士通アクセスを承継会社とする簡易吸収分割を行うと同時に、富士通アクセスの商号を「富士通テレコムネットワークス株式会社」に変更することを、本日開催の両社取締役会において決定いたしました。

    このたびの再編により、フォトニクスネットワーク事業の国内向け営業部門は富士通アクセスから富士通に移管することで富士通に一本化するとともに、フォトニクスネットワーク事業の国内向け開発および全製造を「富士通テレコムネットワークス株式会社」にて統合いたします。

  2. 新会社の概要
    (1) 商号 富士通テレコムネットワークス株式会社
    (2) 事業内容 情報通信機器およびそのシステムの開発、製造、販売
    (3) 設立年月日 2008年7月1日
    (4) 本店所在地 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目17番3号
    (5) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 中村 隆
    (6) 資本金 6,691百万円
    (7) 決算期 3月31日
    (8) 大株主および持株比率 富士通株式会社100%

添付資料

PDF 東京証券取引所ファイリング資料 (230KB)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 WDM:
Wavelength Division Multiplexingの略。光ファイバーを使った通信技術の一つ。波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバーを多重利用する方式。
  注2 SONET:
Synchronous Optical NETworkの略。光ファイバーを用いた高速デジタル通信方式の一つ。
  注3 GE-PON:
Gigabit Ethernet-Passive Optical Networkの略。光ファイバーを用いた公衆回線網で1Gbpsの通信速度を実現する技術。
  注4 アクセス網:
通信事業者の拠点から加入者までのネットワーク網。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話: 03-6252-2174(直通)

富士通アクセス株式会社
経営企画室企画部
電話:044-822-3075(直通)
E-mail: fjac-kaisya@cs.jp.fujitsu.com



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