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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2008-0062
2008年3月24日
富士通株式会社

富士通が「The Green Grid」にコントリビューターメンバーとして国内初参画

~データセンター、IT機器のグリーン化をグローバルに推進~

当社は、このたび、データセンターやIT機器のエネルギー効率改善を推進するIT業界の非営利団体「The Green Grid」に、コントリビューターメンバーとして国内で初めて参画しました。

これにより、グローバルで展開している当社のデータセンターおよびサーバ・ストレージ製品のエネルギー効率改善をさらに加速し、地球温暖化を防止する取組みに貢献してまいります。

本取組みは、当社が2007年12月に発表したグリーンITによりお客様の環境負荷低減を支援するプロジェクト「Green Policy Innovation」の一環として行うものです。

「The Green Grid」について

「The Green Grid」は、米国のIT企業を中心に2007年2月に設立された、データセンターや企業向けIT機器のエネルギー効率改善を推進するIT業界の非営利団体です。本団体では、データセンターの設計、構築、運用の最適なモデル策定とIT機器のグリーン化推進を行います。

なお、主な活動は以下の通りです。

  1. データセンターを利用するユーザーに最適なモデルや消費エネルギー測定基準の策定。
  2. エネルギー効率の高い製品開発技術の標準化やプロセス管理方法、新技術の推進。

「The Green Grid」の構成メンバーについて

「The Green Grid」は、以下のメンバーにより構成されます。

  1. ボードメンバー 11社(2008年3月21日現在)

    「The Green Grid」の設立メンバーであり、本団体の意思決定を行います。

  2. コントリビューターメンバー 36社(同上)

    本団体の技術作業部会に参加し、開発の各段階における技術文書をレビューし、団体の将来的方向性の決定に貢献します。

  3. ジェネラルメンバー 150社以上(同上)

    「The Green Grid」が作成した全ての技術文書を利用でき、知的財産のライセンス取得などが可能です。

当社の環境に向けた取り組み

当社は、2007年12月に発表したグリーンITによりお客様の環境負荷低減を支援するプロジェクト「Green Policy Innovation」において、2010年度までに累計700万トン以上のCO2削減を目指しています。その活動の一つとして、国内で50拠点、海外で15カ国30拠点にあるデータセンターのノウハウをもとに、構築から運用にいたるまでを1つのソリューションにした「グリーン・インフラ・ソリューション」を同時に発表しました。また、省電力、省スペース、軽量、低騒音などデータセンター向けに最適化されたブレードサーバの開発、ITシステム全体のエネルギー効率を高めるサーバ、ソフトウェア、空調設備など全体最適を実現するソリューションを提供していきます。

これらの活動を推進する上で、「The Green Grid」活動との連携は重要であると考えています。また、富士通が持つ各種のエネルギー効率に関するノウハウや手法、これまでの技術的蓄積を、業界基準などの策定や標準化に役立て貢献していきます。

商標について

記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。