PRESS RELEASE
2006-0014
2006年1月25日
富士通株式会社
~経済産業省「日本版フューチャーストア・プロジェクト」の一環として、未来型スーパーを検証~
当社は、イオン株式会社様(代表執行役社長:岡田元也、本社:千葉県千葉市、以下、イオン)、大日本印刷株式会社様(代表取締役社長:北島義俊、本社:東京都新宿区、以下、大日本印刷)と共同で、2006年2月6日(月曜日)から3月12日(日曜日)までの期間、ジャスコ八千代緑が丘店(千葉県八千代市)において、経済産業省の平成17年度電子タグ実証実験「日本版フューチャーストア・プロジェクト」(未来型店舗サービス実現のための電子タグ実証実験)を実施します。
本実証実験(プロジェクト名:総合スーパー版 フューチャーストア)では、スーパーの食品売り場に、電子タグ読取機などを接続した情報端末を装備した「お買物ナビカート」を導入し、商品陳列棚には電子タグ付き棚札を添付します。お買い物中のお客様は、電子タグ付き棚札に電子タグ読取機をかざすことで、商品の特徴や使い方などの商品関連情報をはじめ、さまざまな情報を情報端末に表示させることができます。
当社は本実証実験において、電子タグ、電子タグ読取機、情報端末などを提供し、システムを構築しています。
「お買物ナビカート」 |
拡大イメージ |
経済産業省の「日本版フューチャーストア・プロジェクト」は、多様な小売業態での電子タグ活用による顧客満足度の向上および店舗業務の効率向上の可能性を探り、国際標準に基づいた電子タグの小売業界への普及と実用化促進を狙いとして進められています。
本実証実験はその一環として行われるもので、スーパーの食品売り場に、電子タグ読取機やバーコードスキャナなどを接続した情報端末が装備されたショッピングカート「お買物ナビカート」を25台導入します。また、約500アイテムの商品の陳列棚に、電子タグ付き棚札を添付します。
これにより、お買い物中のお客様は、電子タグ付き棚札に電子タグ読取機をかざし、電子タグを読み取ることで、商品の特徴や使い方などの商品関連情報や、テレビCMなどのプロモーション情報を、情報端末に表示させることができます。
また、情報端末の操作により、チラシ情報やお料理レシピの照会、フロアガイドの確認、商品の陳列場所の検索などを行うことができます。
さらに、「お買物ナビカート」が特定位置に移動した際に、情報端末に商品カテゴリーのお役立ち情報などを自動で送信する実験も行います。
なお、本実証実験に使用する「お買物ナビカート」に搭載する情報端末の開発は、富士通フロンテック株式会社(代表取締役社長:宮澤達士、本社:東京都稲城市)が行っています。
「お買物ナビカート」の店舗での導入は本実証実験が初めてであり、当社は今回の実証実験の結果を踏まえ、今後さらに小売業界の「フューチャーストア」構築に向けて継続的に支援します。
なお、当社は本実証実験のほか、経済産業省の平成17年度電子タグ実証実験「日本版フューチャーストア・プロジェクト」の一環として、株式会社三越様と共同で実証実験(プロジェクト名:百貨店版フューチャーストア)を実施する予定です。
期間 | : | 2006年2月6日(月曜日)より3月12日(日曜日)まで |
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実施店舗 | : | ジャスコ八千代緑が丘店 千葉県八千代市緑が丘2丁目1番3 (東葉高速鉄道 東葉高速線「八千代緑が丘」駅前) 電話番号 047-458-5211(代表) |
イオン | : | 店頭実験運営、コンテンツ検討、既存システム連携 |
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富士通 | : | プロジェクトマネジメント、実験運営支援、実証実験システム構築、 カートの情報端末およびソフトウェア開発 |
大日本印刷 | : | コンテンツ制作および周辺プログラムの提供 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
電話: 03-6252-2406(直通)
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