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[ PRESS RELEASE ]
2003-0086
2003年5月9日
株式会社富士通研究所

最適な情報システム活用技術を提案する
ブロードバンド&ユビキタスラボ設立

株式会社富士通研究所(*1)は、お客様に最適な情報システム活用技術を提案するためのブロードバンド&ユビキタスラボ(以下、ラボ)を5月1日に設立しました。

ラボでは、富士通の営業や事業部門がお客様からいただいた要望をもとに、富士通研究所がもつブロードバンド技術とユビキタス技術を結集したプロトタイプを作成します。このプロトタイプを使って、お客様に最適な情報技術(IT)の活用法提案をおこなうとともに、お客様の要望をいち早く取り入れたブロードバンドとユビキタスの研究開発をおこないます。

富士通グループでは、ここでの成果を基に、お客様にいち早く高度なITソリューションを提供していきます。

【設立の背景】

インターネットの普及と無線通信技術の発展にともない、いつでもどこでもコンピュータと高速ネットワーク(ブロードバンド・ネットワーク)が使える(ユビキタス)環境が整いつつあります。

このような状況の中、お客様は高度のITを導入し、企業経営や組織活動をすばやく、効率的かつ効果的におこなおうとしています。たとえば、第一線の営業員や販売員が携帯情報端末を持ち、この端末が本社のコンピュータと直結することで、リアルタイムでの在庫確認や発注、最新の情報提供などをおこなえるシステムがすでに稼働しはじめています。

しかし一方で、複雑化する情報システムを前に、お客様のビジネスや活動に最適な情報システムとは何かを模索しているのも事実です。すなわち、近年の情報システムは、お客様のビジネスにいかに貢献できるかが重要な課題となっています。

これらの課題を解決するため、ラボでは、お客様の情報システムに関する要望をお聞きし、すばやく研究内容に反映させ、プロトタイプ作成をおこなって、富士通の事業部門、営業部門とともに、お客様に最適な情報システムの提供をめざします。

【ブロードバンド&ユビキタスラボの概要】

・所在地 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 株式会社富士通研究所内
・敷地面積 約125平方メートル
・主な関連研究テーマ
  • ブロードバンド関連技術
    動画像符号化技術、コンテンツの収集・作成・配信技術,
    コンテンツ保護技術,コンテンツ変換技術
    リアルタイム暗号化ビデオストリーム技術
  • ユビキタス関連技術
    RF-ID技術、ICカード技術、携帯端末技術
    ホームゲートウェイ技術、セキュアVoIP技術、無線LAN利用技術
    パーソナライゼーション技術、ナレッジ共有技術
  • その他の関連技術
    バイオメトリクス認証技術、音声認識・合成技術、文字認識技術
    自動翻訳技術、データマイニング技術
(*1)
株式会社富士通研究所 社長:藤崎道雄、本社:川崎市

以 上

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