新日本石油株式会社(以下「新日石」という。)と富士通株式会社(以下「富士通」という。)は、IT関連分野における提携に向けて、以下の通り新会社を設立することを決定いたしました。

新日石と富士通は昨年12月、新日石の情報システム関連の開発、保守・運用業務を富士通に包括的にアウトソーシングすること、さらに両社出資の合弁会社を平成15年4月1日に設立し、新日石の情報システム関連業務を富士通から合弁会社に再委託することを合意いたしました。

提携合意以降、合弁会社の詳細について協議をしてまいりましたが、今般、富士通からの出資受入れに向けた新会社の設立を決定いたしました。

新会社「新日石インフォテクノ株式会社」は、新日石のIT子会社である新日石情報システム株式会社(以下「NISCO」という。)を母体として会社分割の手法により設立し、富士通の出資を受け入れる予定であります。

国内最大のITソリューションベンダーである富士通の技術力と、石油元売トップ企業のITサービス会社であるNISCOの豊富な経験と実績を結集し、新日石に対して効率的かつ効果的なIT関連サービスを提供するとともに、外販事業に進出し、事業の拡大をはかってまいります。