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[ PRESS RELEASE ]
2002-0279
平成14年12月4日
富士通株式会社
富士通化成株式会社
株式会社富士通研究所

世界初、自社再生マグネシウム合金をノートパソコンに適用

〜従来の成形プロセスと比べ、CO2換算で約1/6の低負荷を実現〜

富士通株式会社と富士通化成株式会社(社長:幅田尚嗣、本社:横浜市)、株式会社富士通研究所(社長:藤崎道雄、本社:川崎市)は共同で、世界で初めて自社回収したノートパソコンのボディ(筐体)に使用されているマグネシウム合金の再生利用技術の実用化に成功し、2002年秋冬モデルのノートパソコン「FMV-BIBLO MG」と「FMV-BIBLO NB」に適用しました。

また同時に、マグネシウム合金筐体リサイクルの環境負荷を定量化し、採掘、精錬工程を経る通常のプロセスと比較した場合、CO2換算で約1/6の低負荷であることを明らかにしました。

今後は、お客様から回収したマグネシウム合金筐体のリサイクルについて、回収量に応じて適用拡大を図り、地球環境への負荷低減に貢献してまいります。

近年、ノートパソコンにおいては、薄型軽量化と、マイクロプロセッサの高性能化に伴う発熱の問題などに対応するためマグネシウム合金が用いられるようになっており、当社製の場合は、当合金使用機種は筐体全体の重量中、25〜50%を占めています。

また、改正リサイクル法(*1)の施行により、ノートパソコンの回収、リサイクルが始まっています。

当社では、筐体成形時に発生する不要部分(*2)については約600℃で再溶解することにより、初期材料と同等の性質を有する材料の再生が可能なリサイクルプロセスを開発し、1999年冬モデルのノートパソコンから適用しています。一方、回収したノートパソコン筐体については、そのまま筐体を再溶解すると、表面に施された塗装が燃焼して大量の粉塵や有毒なガスが発生するため、作業環境が悪化するとともに地球環境への負荷が増大することから、これまでリサイクルは行われておりませんでした。

当社では、2001年に、アルカリ水溶液を用いて予め筐体の塗装を剥離した後に再溶解し、さらにその溶解液の成分を調整することにより、粉塵やガスの発生なしに初期材料と同等の性質を有する再生材料が得られるリサイクルプロセス技術を開発しました。今回、本プロセスの量産化技術を確立することで、実用化に成功したものです。

富士通グループは、循環型社会形成に向け、本技術を始めとする最新のテクノロジを積極的に活用し、IT分野のトップランナーとして、環境配慮を強化したグリーン製品の開発を推進してまいります。この成果はエコプロダクツ2002(12/5〜7)、エコデザイン2002ジャパンシンポジウム(12/5〜6)において展示、発表いたします。

[用語説明]

*1: 改正リサイクル法
正式には、「資源の有効な利用の促進に関する法律」。2001年4月1日より施行され、より総合的な資源の有効利用を行い、循環型の経済システムを構築するため、企業な どの事業者に対し、リデュース・リユース・リサイクル対策を義務づけている。
*2:マグネシウム合金筐体成形時の不要部分
筐体を成形する際、マグネシウム合金を溶かして金型の中に流し込みます。金型内 全体に均一に材料が流れ込むよう液体材料の導入路を形成しますが、この導入路部分 は成形後は不要となります。

以 上

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