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世界初! IFX-SOAP/XML準拠ATMを富士通と英国KAL社で共同開発富士通株式会社とKorala Associate Limited社(本社: 英国エジンバラ、社長: アラビンダ コララ、以下KAL社)は共同で、XMLを利用した金融データ交換のため通信規約であるIFX-SOAP/XMLに準拠したATMと、対外系ゲートウェイサーバ(ATM Switch)を、世界で初めて開発いたしました。 今回開発したシステムを用いると、ATM上に金融データ以外のデータでも簡単に送信することが可能になり、異業種間でのデータ交換が容易になると期待されます。 開発したATMなどは、2002年11月4日〜7日に米国ジョージア州アトランタで開催される、世界最大の金融インダストリ向け展示会の1つである 米国Bank Administration Institute主催「リテール・デリバリ・コンファレンス&エクスポ2002」にて展示する予定です。 IFX(the Interactive Financial eXchange *1)とは、IFXフォーラムにより策定されている、国際標準化推進中の金融データ交換のための通信プロトコルで、インターネットを介して金融データを自由に交換することを目指しています。富士通(*2)は日本のATMベンダーとして唯一、このIFXフォーラムに加盟しています。 富士通とKAL社は、2002年初めに日英豪で、ATM/XML/EAIなどの開発者を集めた合同プロジェクトを開始し、インターネット上でXMLデータを交換するのに最適なプロトコルであるSOAP-HTTPをIFXに提案するなどの活動を行っています。 近年、金融機関の多くは、インターネットを利用した業務システムを構築しはじめています。しかし、従来のATMやホストコンピュータなどのデータ通信システムの多くは、独自のデータ通信方法を採用していたため、インターネットを介したデータ通信には、十分対応できていませんでした。 そこで、富士通とKAL社は、インターネットを介して金融データをやりとりするIFXに参加し、これらの仕様を実現すべく開発を開始いたしました。開発したシステムでは、KAL社のフラッグシップ製品であるATM搭載用ミドルウェア"Kalignite(カリグナイト)"を富士通製の輸出用ATM "シリーズ8000"に搭載し、富士通の先進EAIソフトウェア"Interstage CollaborationRing "を対外系ゲートウェイサーバに採用して、IFX-SOAP/XMLに準拠したデータ交換を実現しました。 ATM業界でグローバルにリードしている富士通とKAL社は、今回の成果をもとに、IFX-SOAP/XMLソリューションと関連技術を、グローバルに躍進する金融機関とATM業界に向けて、幅広く展開していく予定です。 【KAL社について】
【用語解説または注釈】以 上 プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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