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[ PRESS RELEASE ] 2002-0024
平成14年1月31日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.102
プロダクト

SymfoWARE ビジネスインテリジェンス関連2商品新発売

〜 国内初、Oracle9i に対応 〜

当社はこのほど、日本のベンダーとしては初めてOracle9i向けにビジネス・インテリジェンス(BI、*1)ソフトウェアとOLAP(*2)ソフトウェアを開発し、1月31日より販売を開始いたします。

今回、当社が販売を開始する商品は、最新のOracleデータベースソフトウェアに対応するBIソフトウェア「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite(シンフォウェア e-ビジネス インテリジェンス スイート)」とOLAPソフトウェア「SymfoWARE Navigator Server(シンフォウェア ナビゲータ サーバ)」です。

当社はこれまで、「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite」と「SymfoWARE Navigator Server」を、当社のデータベースソフトウェア「SymfoWARE Server」をはじめ、様々なデータベースソフトウェア向けに販売しております。
今回新たにSolaris版「Oracle9i」向けに商品を提供することにより、「Oracle9i」をご利用のお客様も、当社の最新のBIとOLAP技術に基づき、より高度な情報活用を行うシステムを容易に構築をすることができます。

「SymfoWARE Navigator Server」は、「Oracle9i」向けの専用機能(アクセスモジュール)を搭載することで、従来製品に比べ(*3)最大で7倍の処理性能を実現しております。小規模システムから全社規模の大規模システムまで、情報分析と集計の処理を高速化しています。これにより、お客様は、情報の集計方法と分析の視点を多次元的に設定し、短時間で情報活用が行えます。

「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite」は、「Oracle9i」の拡張機能である新しいファイルシステムに対応することで、さまざまな文書情報をテキストマイニング(*4)することができます。これにより、お客様は、情報の収集、蓄積から分析、共有、アクションまでの効果的なCRMシステムと、利用者の要望に沿った情報提供を行うWebサイトなど、インターネットビジネスで成功するための情報システムを容易に構築することがきます。

なお、SymfoWARE ファミリーは、これまでに26,000サーバの販売実績があります。

【価格と出荷時期】
「SymfoWARE Navigator Server Enterprise Edition Oracle Limited 5.2」
:600万円(税別)から、平成14年2月21日より
「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite Premium Oracle Limited 5.2」
:1,650万円(税別)から、平成14年2月21日より

今回、販売を開始するSolaris 版のOracle9i向け製品に加え、平成14年第2四半期より順次、Windows版の製品の販売を開始します。

【販売目標】
SymfoWARE ファミリー全体で、今後2年間に13,000サーバの販売を計画しております。

【「SymfoWARE Navigator Server」について】
1996年5月より販売しており、導入が容易でエンドユーザの自立的な情報活用が可能なOLAPソフトウェアです。 簡単な操作性で、エンドユーザによる情報活用システムを実現します。マウス操作による帳票作成、帳票ベースのデータ分析、集計結果をスプレッドシート(Microsoft Excel、Lotus1-2-3)やワープロ文書(Microsoft Word、OASYS)にワンタッチで貼りつける機能などを提供いたします。

【「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite」について】
2001年6月より販売しており、OLAPやマイニング技術をベースに、インターネットビジネスに向けた効果的な情報活用を実現するソフトウェアです。
豊富な分析手法や、OLAP APIやデータマート生成機能などの分析システムの構築を支援する機能を提供します。さらに、業務の基本パターンをひな型として装備し、短期間で効果的なシステム構築が可能です。

【注釈および用語解説】
*1:ビジネス・インテリジェンス
質の高い戦略的意思決定と経営に反映していく情報活用システムのサイクル構築を実現する、企業の情報活用システムにとって重要な考え方です。
以下の4つのフェーズを迅速かつ効果的に行えます。
  • 企業活動のなかで蓄積されるあらゆる情報の統合、
  • 最適な意思決定、判断、行動を行うための情報分析、
  • 個々のお客様やビジネスを行う相手に迅速で最適なアクション、
  • 企業として情報を活かすための情報および分析結果の共有
*2:OLAP
Online Analytical Processing、エンドユーザーが、データベースを直接、検索、集計して、問題点や解決策を発見する分析型アプリケーションの概念です。
売上など企業内の大量かつ多様な基幹データを、利用者自身で集計方法や分析の角度など多次元に設定し、新しい傾向や相関関係など有益な情報を発見できます。
*3:従来製品に比べ
当社測定モデル、レコード長20バイトの100万件の情報を、SymfoWARE Navigator Server Enterprise Edition で検索した実測性能との比較です。
*4:テキストマイニング
文章データをさまざまな観点から分析し、役に立つ知識・情報を取り出そうという技術です。
アンケートやクレームなど、さまざまな文書に含まれるキーワードの関連性やその強弱を統計的に計算できます。さらに、これらをビジュアルに表現することで、商品のイメージや顧客嗜好を概念化することができます。

【商標について】
  • SymfoWAREは富士通の登録商標です。
  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【添付資料】

以 上



【SymfoWAREホームページ】 http://software.fujitsu.com/jp/symfoware/

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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