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[ PRESS RELEASE ] 2002-0016
平成14年1月22日
富士通株式会社

「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」開設

〜1万人のグループ従業員が、事業資金の募金に協力〜


当社は、このほど、マレーシア・サバ州(ボルネオ島)に「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」を開設しました。これは、富士通グループが国際環境貢献活動として実施している海外植林活動の一環です。事業資金として、1万人を超えるグループ従業員から寄付金が寄せられ、現地での植林作業は、当社、グループ企業、及び富士通労働組合が推進母体となり、マレーシア政府、国際緑化推進センターの支援、在コタキナバル日本国総領事館の後援を受けて実施するものです。

マレーシアでは、焼き畑農業、商業伐採、パームオイル・プランテーション等で、森林が消失し、その再生が大きな課題となっています。サバ州キナルート地区も焼き畑や森林火災が原因で荒廃地が広がり、サバ州森林開発公社では、森林回復のための植林を検討していましたが、資金面の問題等で実施が難航していました。今回、富士通グループの協力により、同パーク開設に至ったものです。

実施にあたっては、富士通グループが、従業員の寄付を基に資金の全額提供、及びボランティアによる植林作業を行います。また、サバ州森林開発公社が、パーク全域プログラムの企画と実施、インフラ整備、維持管理を担当し、日本国際協力事業団(JICA)が、上記の支援に加え、植林技術の開発、技術者の教育/育成等を実施するとともに、国際緑化センターが、当社プロジェクトの企画/実施の支援を行います。
当社では、今後三年間、継続的に資金提供、及び植林ボランティア活動を行います。植林完了後は、サバ州森林開発公社に移管し、エコ・フォレストパークとして環境学習、エコツ−リズム等の用途に活用されることになります。

1月10〜15日の期間、富士通からのボランティア参加者30名、現地のグループ会社6社のボランティア50名、さらに、コタキナバル日本人学校の教員、生徒、父兄30名、地域住民の方々80名を含む約280名が植林作業を行いました。12日の開設記念式典には、来賓として、サバ州副主席大臣、森林開発公社総裁、在コタキナバル日本国総領事にご出席頂くとともに、富士通からは、関澤会長、松岡労働組合委員長が参加しました。また、その際、国際熱帯木材機関(ITTO)事務局長から「このプロジェクトは大変有意義で成功を期待している」とのメッセ−ジを頂きました。

今回のマレーシアでの植林は、平成9年のタイランド、同11年のベトナムに続く三ヶ国目になります。富士通グループでは、今後も、海外植林を始めとする国際環境貢献活動を積極的に推進してまいります。


【富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク概要】

1.目的 : ・マレーシア熱帯林再生への支援、及び現地環境教育への協力
・マレーシアと富士通グループの友好親善
・富士通グループ従業員の環境マインド向上
2.期間 : 平成14年1月〜16年12月(3年間)
[三次にわたる資金提供、植林ボランティア活動を予定]
3.場所 : マレーシア国 東マレーシア サバ州 キナルート地区
(規模 : 約70ヘクタール(東京ドーム15個分))
4.植栽樹林 : フタバガキ(ラワン)等の東南アジア優占種 約40,000本
5.事業資金 : 約700万円(全額を富士通グループ従業員の募金で運営)
6.その他 : パーク内の樹木には、樹種毎に、現地での環境教育に役立てるために、案内・説明用のプレートを設置

以 上


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