富士通製品とOracle9i関連製品における技術分野での連携について
(1)PRIMEPOWER/開発プラットフォーム
- 米国オラクル社の「Oracle9i」開発用マシンとして15台の富士通のサーバ「PRIMEPOWER」とストレージ「GR720(1台)」「GR730(3台)」が使用されています。使用されているPRIMEPOWERの内、1台はモデル2000(28CPU)の大型システムです。
これにより、お客様はOracle製品を出荷と同時に「PRIMEPOWER」と「GR700シリーズ」でご使用いただけます。
【マシン内訳】
- Oracle9i開発用
- PRIMEPOWER 2000(28CPU)×1台
- GR720×1台
- Oracle9i 64-bit開発用
- PRIMEPOWER 400(4CPU)×10台、PRIMEPOWER 400(2CPU)×4台
- GR730×3台
(2)PRIMEPOWER/ソリューション構築(DR)
- PRIMEPOWERのDR(Dynamic Reconfiguration)機能と「Oracle9i」DISMの組合せにより、OS/Oracle/ユーザアプリケーションを停止することなくOracleを使用した業務の処理能力向上を動的に図ることができます。
これにより、予測していなかった処理量の増加に対して速やかに対処することが可能になります。
(3)米国オラクル社主催のH.A.R.D.(Hardware Assisted Resilient Data) Initiativeへの参画
- Oracleデータベースシステムと連携して富士通のストレージ「GR700シリーズ」に本Initiativeの提唱する技術を組み込むことによりOracleデータベースのデータ信頼性を更に向上させます。
(4)富士通のビジネスインテリジェンス製品と「Oracle9i」との連携強化
- 多くのお客様にご好評を頂いている富士通のOLAPツール「SymfoWARE Navigator Server」は、OLAPツールとしていち早くOracle9iに対応すると共に、「Oracle9i」専用のチューニングを施し、最高のパフォーマンスを発揮させます。
- また、「SymfoWARE e-Business Intelligence Suite Premium」は、「Oracle9i Internet File System」と「Oracle Text」に対応することで、「Oracle9i」内のさまざまな文書データをテキストマイニング機能でスムーズに活用できます。
「オープンプラットフォームコンソーシアム」(仮称)の共同設立について
富士通と日本オラクルがテクノロジーアライアンスの一環としてオープンプラットフォームをベースに共同研究/検証を行った技術およびソリューションの成果を発表、普及させる場が「オープンプラットフォームコンソーシアム」(仮称)です。
本コンソーシアムでは、以下の内容で活動を行います。
- 設立の目的
- オープンプラットフォームにおける高信頼システム構築技術の共同研究/検証と普及促進
- 活動内容
- 分科会活動による共同研究、技術情報、研究成果の適用
- 研究成果情報の共有
- 会員間の情報交流
- 富士通および日本オラクルとの技術交流
- 分科会
- 活動の主体は分科会活動となります。
- 現在以下の三つの分科会を候補としていますが、会員様と協議のうえ新たなテーマを含めて選定していきます。
- ミッションクリティカルシステム
- チューニング
- Linux
- 運営
- 事務局は、富士通株式会社ITプロダクト営業本部が担当いたします。
- 参加表明システムインテグレータ様(発表時、五十音順)
- 株式会社アイ・ティ・フロンティア様
- 株式会社CSK様
- TIS株式会社様
- 株式会社野村総合研究所様
- 参加会員
- 活動開始時期
以 上
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