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記者各位 平成13年12月18日
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社
富士通株式会社
株式会社富士通システムソリューションズ

ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCと富士通が
双方の強みを活かし営業・マーケティング活動において
相互協力することを合意


ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社(以下ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC、本社:東京都台東区、代表取締役社長:サイモン・カニンガム)と富士通株式会社(以下富士通、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋草 直之)、株式会社富士通システムソリューションズ(以下 Fsol、本社:東京都文京区、代表取締役社長:宮原 隆三)は、ブロードバンド・インターネットの時代におけるソリューションについて、双方の強みを活かした営業・マーケティング連携活動を推進することで合意いたしました。

ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは独自のグローバルなIPバックボーンネットワークインフラストラクチャーを持ち、音声・データ・インターネットサービスを提供する総合通信事業者です。一方、富士通ならびにFsolは、インターネットビジネス関連のコンサルティング、アプリケーション開発および「WebSERVE」(注1)「AplSERVE」(注2)などのASPサービスを含め、幅広い分野において最先端のソリューションを提供しております。今回の合意に基づき、両社はそれぞれの強みを組み合わせ、お客様の様々なニーズに対して、より柔軟に、一貫したブロードバンド・インターネット・ソリューションを提供してまいります。

「今回の富士通およびFsolとの合意については大変嬉しく思っております。」ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCインターネット部門取締役のジム・ピッチフォードはこのように語っています。「この合意は、成長を続ける日本のIP市場におけるケーブル・アンド・ワイヤレスIDCの地位強化につながり、また、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCと富士通両社により、より多くのお客様に質の高いサービスをご提供いたします。更に、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCと富士通の優れた協力体制はストレージ運用サービスでも活かされ、弊社データセンターご利用のお客様にストレージサービスをご提供し、お客様の安全で高品質なデータ・バックアップサービスに対するご要望にお答えいたします。」

また、富士通の村野和雄常務取締役は、「ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCとの協力により、当社のブロードバンド・インターネット・ソリューションをさらに強化できます。また、グローバルな展開を進めるお客様に対して、当社の提供するサービス内容を一層充実したものにできると考えております。」と、語っています。

今回の営業・マーケティング活動の合意に基づいて、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは、富士通の『ストレージユティリティサービス』を採用し、最新鋭のデータセンター内で提供する『ウェブホスティングサービス』の一つとして、ストレージサービスの提供を開始します。提供開始は2002年1月を予定しています。このストレージサービスにより、お客様はストレージ機器に対する多大な設備投資を行うことなく、富士通の高度な運用技術と信頼性の高い大容量ストレージを活用頂くことが可能となります。

更に、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCが提供する「マネージド・ホスティング・ソリューション」や「コロケーション」、首都圏エリアにおけるブロードバンドネットワークである「Customer Access NetworkTM(CAN)」などとストレージサービスを組み合わせることにより、お客様は拡張性、柔軟性に優れたホスティング環境を実現することができます。

インターネットビジネスの拡大とブロードバンドがもたらすコンテンツの大型化はストレージに対するニーズを飛躍的に増大させており、より効率的なソリューションが求められています。両社はこのようなニーズに対応しお客様に新しい価値を提供することを目指しています。
ストレージサービスの詳細内容については、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCから別途発表の予定です。

両社は、今回の協力関係を踏まえて、グローバルな協力関係へと展開していく予定です。

【商標】
  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【用語説明】
注1 WebSERVE(ウェブサーブ)
Fsolのインターネット統合ソリューションサービス。
情報共有やEC/EDIなど150種類のメニューから選択して組合せるイージーオーダー方式により、Webシステムの短期導入・低コスト化を実現します。個別カスタマイズやASPサービスも可能です。
注2 AplSERVE(アプリサーブ)
FsolのASPを中心とするアプリケーション処理サービス。
「アプリケーション処理」「ITサポート」「システムオペレーション」の3つの体系により、システム運用全体をカバーするアウトソーシングサービスです。
【ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCについて】

ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは、法人のお客様向けに国際及び国内の IP、データ、音声サービスを包含したサービスを提供する総合通信事業者です。今後も、国内外800以上のISPと接続するグローバルIPネットワークと、4年超の運用実績を有するインターネットデータセンター、首都圏に展開する光ファイバーネットワークを中心にブロードバンド対応を推進し、お客さまの様々なニーズに柔軟かつ適切にお応えのできるソリューションを提供します。

【富士通について】

富士通はインターネットにフォーカスしたITソリューションを世界に提供するリーディング・カンパニーです。その最先端テクノロジーと情報および通信分野のトップクラスの製品と、世界各国のシステム/サービスのスペシャリスト集団があいまって、インターネットの無限の可能性を引き出し、お客様の成功の良きパートナーになることを目指します。
本社は東京(TSE:6702)、2000年度の連結売上は、5兆4800億円。

【Fsolについて】

(株)富士通システムソリューションズ(Fsol)は、富士通グループの中で最大規模のシステムインテグレーション(SI)企業です。インターネット統合ソリューションサービス「WebSERVE」やアプリケーション処理サービス「AplSERVE」に代表されるASPや新しいサービスを開発し提供しております。また、富士通グループSI企業やパートナー企業へのサービス商品の供給・支援を行い、お客様に最適なソリューションを提供しております。

以 上

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