企業情報システムの構築に最適なクラスタソフトウェア
「PRIMECLUSTER」を世界市場に投入
〜SAN環境に対応し、稼働中にサーバとディスクの追加が可能〜
当社は、高い可用性が要求される企業の基幹業務(ビジネス・クリティカル・コンピューティング)などの構築に最適なクラスタソフトウェア「PRIMECLUSTER」を開発し、欧州・中東アフリカ、米国、アジア・パシフィック市場では10月9日から、日本では2002年第2四半期から販売を開始いたします。
「PRIMECLUSTER」は、当社と富士通 シーメンス コンピューターズが共同開発したソフトウェアで、当社が開発したUNIXサーバ「PRIMEPOWER」の異常監視機能を活用し、業務の中断を最小限に抑えることが可能です。
また、SAN(Storage Area Network)環境に対応し、稼働中の業務に影響を与えることなく、サーバやストレージの追加が可能です。
国境を超えてグローバルに展開するお客様に対応するため、全世界で共通のサポートサービスメニューも提供いたします。そして、日本、ドイツ、米国の各開発拠点にて、24時間の支援体制も実現いたします。
なお、日本においては、PRIMEPOWERに加え、S seriesにも対応する予定です。
- 【出荷時期】
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欧州・中東アフリカ、米国、アジア・パシフィック地域 | : | 2001年12月より |
日本 | : | 2002年第2四半期(予定) |
【PRIMECLUSTERの主な特長】
「PRIMECLUSTER」は、「PRIMEPOWER」のもつ強力な異常監視機能と連携し、高速で確実な異常検出が可能なため、業界最高水準の高信頼性・高可用性を実現します。これにより、サーバだけではなく、ディスク装置やネットワークを含めたシステム全体の可用性を高め、以下のような、業界最高水準の高信頼性・高可用性を実現しています。
- 万が一の故障時にも、高速に業務を待機サーバへ引き継ぎ、業務の中断を最小限に抑える高い可用性を実現
- 重要なデータが入っているディスク装置が故障しても、業務を停止することなくディスクの交換が可能
- ファイルシステムの高速リカバリ機能により、システム障害の発生時でも、ファイルシステムの高速な整合性回復が可能
- 障害発生時には、自動的にネットワークを切替え、業務の継続が可能
- SAN(Storage Area Network)環境において、稼働中の業務に影響を与えることなく、サーバやストレージの追加が可能
- SAN環境のストレージに格納されているデータは、どのサーバからでも同じようにアクセス可能
- 冗長化したネットワークの同時使用が可能で、ネットワークを流れる大量データを分散させ、データの伝送帯域向上を実現
- クラスタシステムを構成するサーバやストレージを、物理的な配置を意識することなく1つのシステムのように統一的に管理でき、効果的な運用が可能
以 上
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