株式会社小学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀昌宏、以下小学館)、 富士通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋草直之、以下富士通)、 株式会社シーエーシー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:光山治雄、以下CAC)の3社は、ナレッジ分野におけるデジタルコンテンツサービスを行う新会社「株式会社ネットアドバンス」(本社:東京都新宿区)を設立し、本年11月1日より営業を開始いたします。
現在、デジタルコンテンツ市場は、インターネットの普及に伴い急激に拡大しております。その一方で、雑多な情報の氾濫が生じており、良質な情報、特に知識情報の管理・活用(ナレッジマネジメント)への関心が高まっております。
新会社は、企業や個人のお客様に向けたコンテンツのネット流通、販売のほか、コンテンツをナレッジとして活用するためのコンサルティングやシステム構築・運用管理を含めたトータルなサービス事業を展開してまいります。
新会社は、小学館がもつ百科事典・辞書・地図などナレッジ分野の豊富なコンテンツと、富士通グループのインターネットサービス「 @nifty」および国内外の企業情報などの多様なコンテンツサービスの実績、CACのシステムコンサルティングおよびシステム構築・運用管理のノウハウなど3社の強みを融合し、質の高いトータルなコンテンツサービスを提供してまいります。
【株式会社ネットアドバンスの概要】
1. | 社名 | : | 株式会社ネットアドバンス(英語名:NetAdvance Inc.) URL http://www.shogakukan.co.jp/netadvance/ |
2. | 所在地 | : | 東京都新宿区新小川町4番23号 |
3. | 設立日 | : | 平成12年10月18日 |
4. | 資本金 | : | 4.9億円 (出資比率:小学館 50%、富士通 30%、CAC 20%) |
5. | 代表者 | : | 代表取締役社長 相賀昌宏(小学館 代表取締役社長) |
6. | 社員数 | : | 10名(役員を除く) |
7. | 事業内容 (添付2) | : | 1)コンテンツデジタル化サービス 2)コンテンツ配信サービス 3)利用技術提供サービス |
8. | 売上目標 | : | 2003年度 20億円 |
現在、インターネットの急速な普及は、インターネット自体をマスメディアとして変容させつつあります。そうした環境において、小学館は、インターネットを活用した新しい情報発信サービスの本格的な事業化を検討しておりました。
富士通は、国内最大のインターネットサービス「@nifty」を核として、一人一人のお客様にあわせたソリューションを提供しております。これまでに提供している700種のデータベースコンテンツに加えて、今後もあらゆる企業活動および生活の視点から必要なコンテンツを拡充し、提供してまいります。
またCACは、企業向けの大規模システム構築・運用管理で多くの実績を持つ独立系の情報サービス企業であり、小学館はCACの主要株主の1社です。CACは、インターネットビジネス関連のシステム構築・運用管理へと事業の拡大をはかっており、データベースの構築およびシステム構築・運用・保守を中心に今回の事業に参画いたします。
新会社は、出版業界の財産である豊富なナレッジ分野のコンテンツを中心に、インターネットの特徴を活かし、百科事典や辞書、地図、時事情報といった一般的なものから、教育市場や特定企業に特化した分野におけるナレッジまで、各種ポータルサイトを構築し、企業・個人のお客様にサービスを提供してまいります。
【添付資料】
- <添付1>
- 相賀昌宏の略歴と出資各社の概要
- <添付2>
- 株式会社ネットアドバンスの主要サービス(予定)
以 上
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