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FUJITSU
[ PRESS RELEASE ] 2000-0222
平成12年10月2日
富士通株式会社

仏ブイグテレコム社より、
移動体通信ネットワーク向けSDHマイクロ無線システムを受注


当社はこのほど、仏国第三位の移動通信オペレータであるブイグテレコム(本社:フランス、ヴェリジーセドー、会長兼CEO:Philippe Montagner氏)から、SDH*1マイクロ無線システムを受注いたしました。今回受注いたしましたSDHマイクロ無線システムは、フランス全土をカバーするブイグテレコム移動体通信ネットワークの、移動通信無線制御局(BSC: Base Station Controller)と交換局(MSC: Mobile Switching Center)の間に導入されるものです。
受注総額は、向こう3年間で2億フラン(約31億円)です。

ブイグテレコムは、フランスにおいて、フランステレコムモバイル、SFRに次ぐ移動オペレータ(約400万加入者、DCS 1800*2としては第1位)です。ブイグテレコムはこれまで、基幹伝送路に関してはリースにより調達してきました。しかし今回、当社のSDHマイクロ無線システム「FRXシリーズ」を導入することにより、高品質・大容量のSDH回線を使用した自社ネットワークを、マイクロ無線技術を利用することで、短期間に構築する計画です。
「FRXシリーズ」は、世界最小・最軽量で、かつ操作が簡便なことが特長のシステムです。それらの特長から、設置や保守が容易となるため、オペレータは効率的かつ経済的に通信ネットワークを整備することが可能となります。

当社は、今回の受注を通じてフランスでのローカル・プレゼンスを拡大し、当地での通信分野のさまざまな活動をサポートしていきたいと考えています。また、当地における活動の積み重ねによるローカル・プレゼンスの拡大が、今後、欧州での移動無線システム、 光通信装置等の商談においても、重要な役割を担う事を期待しています。

【用語説明】

*1 SDH
「同期デジタル・ハイアラーキ」。階層構成をもったデジタル通信プロトコルの一種。
*2 DCS1800
欧州の携帯電話サービスで用いられている、1800MHz帯で動作するディジタル・セルラ・システム。

以 上

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