当社はこのほど、企業向けイメージスキャナのビジネスをより一層グローバルに推進するため、全世界で販売する企業向けイメージスキャナの自社ブランドを「fi(エフアイ)シリーズ」に統一いたします。
当社は、6月20日よりグローバルブランドプロジェクトを実施し、ブランドプロモーション活動をはじめとした取り組みを行っております。
今般、ブランドプロモーション活動の一環として、企業向けイメージスキャナの自社ブランドを富士通のイメージスキャナを連想できる「fiシリーズ」に統一いたします。これにより、海外で培ったノウハウや販売実績をもとに、日本国内においてもビジネスの強化をはかってまいります。
日本国内では8月9日より一斉に、海外におきましては新商品の投入にあわせて順次、「fiシリーズ」にブランドを統一してまいります。
当社はイメージスキャナについて
- 世界で初めて実現した、高速両面同時読み取り機構
- 安定した高速読み取りが可能な、高性能自動給紙装置
- 分散処理から集中処理まで幅広く対応できる、豊富な商品ラインアップ
を特徴とした商品開発を行ってまいりました。
このような商品の特徴を活かし、イメージスキャナのビジネスは、さまざまな分野において文書のイメージ処理などの電子化が進んでいる欧米を中心に展開してまいりました。ISVやIHVと連携してビジネスを展開するとともに、Windows OS にタイムリーな対応を行ってきました。その結果、特に 米国の中速イメージスキャナ(*1)市場においては約5割の販売実績を占めるにいたりました。
一方、国内においては、近年、業務効率の改善や生産性の向上を目的にOCR (*2)や文書処理システムなどを導入するケースが増加してきております。当社はドキュメントイメージングソウトウェア「ImageOFFICE(イメージオフィス)」や手書き帳票OCRソフトウェア「DynaEye(ダイナアイ)」等と合わせたシステム販売を中心にビジネスを推進してまいりました。
「fiシリーズ」をグローバルに展開することにより、お客様はグローバルに統一されたイメージスキャナをご購入いただけるとともに、これまでのサービスネットワークをベースに拡充したサービスとサポートをご利用いただけます。
なお国内において、当社はソフトウェアとハードウェアの動作検証のための体制を整備することで、ISVやIHVとの連携を強化し、ソリューション提案型のビジネスを推進してまいります。
さらに、今後需要が見込まれる高速・カラーにも対応した商品を順次投入し、世界市場におけるトップシェアを維持してまいります。
【販売目標】
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- 今後2年間で、グローバルに20万台の販売を予定しております。
【注釈】
- (*1) 中速イメージスキャナ : 読み取り速度が毎分10枚から85枚
- (*2) OCR(Optical Character Reader) : 学文字読み取り装置
【登録商標について】
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
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