- 電子保険取引システムの『保険取引基盤』を構成する3機能
- 生命保険機能
インターネットで結ばれた消費者サイトと保険会社サイトの二者間モデルにおける保険取引を実現します。
- 損害保険機能
インターネットで結ばれた消費者サイトと代理店サイトと保険会社サイトの三者間モデルにおける保険取引を実現します。
- 共通機能
生命保険機能及び損害保険機能を実現する上で必要になる取引履歴管理機能、などの共通的な機能をサポートします。
- 電子保険取引システムの『保険取引機能』が対象とする取引モデル
- 生命保険取引
消費者−保険会社間の下記業務における取引モデル
保険設計・契約申込・契約者貸付金残高照会/支払・配当金残高照会/支払・取引状況照会
- 損害保険取引
消費者−代理店−保険会社間の下記業務における取引モデル
保険料試算・契約申込・異動・継続/更改・取引状況照会
- 対象とする保険種目(商品)
- 生命保険取引
個人年金保険・養老保険・終身保険
- 損害保険取引
自動車保険・海外旅行傷害保険
- XML活用のためのデータ項目の部品化
「適用取引モデル」の対象とした業務で使用されている帳票に記載のデータ項目を洗い出し、それらデータ項目をグルーピングし、部品化を行いました。部品の種類として、生命保険取引/損害保険取引に共通的に使用される「契約者名」や「申し込み日」などに関する「保険共通部品」、生命保険取引に共通に使用される「主契約(主となる保険の内容)」や「告知内容(病気やケガなどに関する告知情報)」などの「生保共通部品」、損害保険取引の取引に共通的に使用される「異動保険料(保険内容が変更時の保険料)」や「払込方法(一括/分割などの保険料支払の仕方)」などの「損保共通部品」、及び、保険種目(商品)毎に共通的に使用される「種目共通部品」があります。
- 保険業務プロトコルの策定
取引モデルに対応した業務取引手順を定義し、部品化した保険業務データ項目部品を組み立て、各シーケンスの電文フォーマットをXMLで規定しました。
- 実地検証について
『保険取引基盤』の上にそれぞれ業務アプリケーションを構築し、実地検証を行っています。
実地検証は、生命保険取引及び損害保険取引の両方を対象として行っています。