Linuxビジネスを統括する「Fujitsu Linux Center」を新設
「GRANPOWER5000 シリーズ」にLinuxサービスバンドルモデルを追加
当社はこのほど、Linux(*)を基盤としたコンピュータシステムに関する幅広いソリューションの企画と立案を行ない、当社および当社関連会社のLinuxビジネスを統括する組織「Fujitsu Linux Center:富士通Linuxセンター」を、1月31日に新設いたしました。
あわせて、IA:Intel(R) Architectureサーバ「GRANPOWER(グランパワー)5000シリーズ」に、Linux関連サービスをバンドルした新モデルを追加し、本日より販売を開始します。
近年Linuxは、研究所や教育機関に留まらず、ビジネスシーンへの導入が拡がっております。 加えて、飛躍的な成長を続けているインターネット分野においては、システムの構築に重要なコンポーネントの一つとなっています。
この課題に応えLinuxシステムを安心してお使いただけるよう、平成11年3月より株式会社PFUから「Linux基本サポートサービス」を提供し、IAサーバ「GRANPOWER5000シリーズ」において、Linux搭載のプラットフォームとして業界初の動作保証を行ってまいりました。
今回、Linuxに対するさらなる要望にお応えするために、新組織を設置し、あわせて新製品のご提供をいたします。
- 「Fujitsu Linux Center」の設置
当社および当社関連会社のLinuxビジネスを統括し、Linuxを基盤とするコンピュータシステムに関する幅広いソリューションの企画と立案を行います。
本組織には、新横浜の当社ソフトウェア事業本部に20人が在籍し、Linuxを基盤とするサーバシステムに対して、既存の基本ソフトウェアを使用したシステムと同等レベルのサービスとサポートを提供するために、以下の環境を整備します。
- 「GRANPOWER5000 オールインワンタイプ Linuxサービスバンドルモデル」の提供
「GRANPOWER5000 ES200」 Pentium(R)IIIまたはCeleron(TM)プロセッサに、
基本サポートサービス(20インシデント、1年間有効)と、インストール代行サービス(Caldera Systems OpenLinux eServer 2.3日本語版)をバンドルしたモデルを提供します。
平成12年3月上旬より出荷予定、税別価格は36万円より、2年間で3,000台の販売を予定しています。
なお、本日の発表に先立ち、米国Caldera Systems社と、ビジネス市場向けのLinuxソリューションを展開するために戦略的なパートナーシップ契約を締結しております。
【用語説明】
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Linux
Linus Torvalds氏がフィンランド・ヘルシンキ大学大学院在学中に開発した、自由に再配布可能なUNIXに互換の基本ソフトウェアです。
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【商標について】
- Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
- OpenLinuxは、Caldera Systems, Inc. の登録商標です。
- Pentiumは、Intel Corporationの登録商標です。
- UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
- X-Window SystemはX Consortium社の商標です。
- その他の製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
【添付資料】
- 各社からのコメント
- 「GRANPOWER5000 オールインワンタイプ Linuxサービスバンドルモデル」について
以上
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