[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1999-0196 平成11年9月30日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、64ビットRISCプロセッサ「SPARC64(TM)GP」を最大64個まで搭載可能なUNIXサーバの最上位モデル「GP7000F モデル2000」に加え、日本に先駆け同プロセッサを最大32個まで搭載可能な上位モデル「GP7000F モデル1000」を、当社および当社の海外関連会社より9月30日からグローバルに販売を開始いたします。
企業をとりまくビジネス環境が激変する中で、グローバルに事業を展開する企業では、インターネットを基盤としたシステムの構築が急務となっています。
当社は、この課題に応えるために、7月27日に発表しましたUNIXサーバ「GP7000Fファミリー」の最上位モデル「GP7000Fモデル2000」と、上位モデル「GP7000Fモデル1000」を追加したフルラインの「GP7000Fファミリー」をグローバルに販売します。
なお、当製品は、北米・欧州・アジア・オセアニアの30を超える当社の関係会社に加え、10月1日より業務を開始する『富士通・シーメンス・コンピューターズ』からも同一ブランドで提供する予定です。
「GP7000Fファミリー」は、拡大する大型データセンターと、ミッションクリティカルなシステムをターゲットとしています。グローバルに展開している富士通グループ全体のコンサルティングとサービス・サポートを結集することにより、最高レベルのITソリューションを提供します。加えて、「GP7000Fファミリー」を基盤としたソリューション・ビジネスをグローバルに推進するために、アプリケーションの移植を支援するコンピテンシーセンターを、これまでの日本、フィリピン、オーストラリアに加え、1999年内にはドイツに設立し、今後 米国サンノゼにも拡大することで、サポートをより充実させます。
UNIXサーバ「GP7000Fファミリー」は、富士通が開発するSPARCプロセッサ「SPARC64(TM) GP」を搭載し、基本ソフトウェアにSolarisを採用したUNIXサーバです。 99.999%のハイ・アベイラビリティと、最上位モデル「GP7000Fモデル2000」は世界最高性能(*)を提供します。
*:1分間に約15万回のトランザクション処理、当社OLTPベンチマーク環境での測定
今回の「GP7000Fファミリー」のグローバル販売に合わせて、「GP7000F ファミリー」のクラスタシステムとSAN(Storage Area Network)環境の構築を支援するディスクアレイ装置「GR720ディスクアレイシステム」を、グローバルに販売開始します。
当ディスクアレイ装置は、最大2.1TBのディスク容量を持ち、専用のソフトウェアを使うことで、業務を止めることなく高速バックアップ及びリストアが可能な「ワン・ポイント・コピー機能」を提供します。
【価格と出荷時期】
【販売目標】
「GP7000F モデル2000」 US$ 860,000(税別)より、
平成12年4月下旬から出荷予定。「GP7000F モデル1000」 US$ 330,000(税別)より、
平成12年4月下旬から出荷予定。「GR720ディスクアレイシステム」 US$ 70,000(税別)より、
平成11年12月下旬から出荷予定。
「GP7000Fファミリー」全体で、今後2年間に国内と海外をあわせて29,000台の出荷を予定しています。なお、海外市場においては、その1/4の出荷を予定しています。【GP7000F モデル2000の仕様】
「GR700シリーズ・ディスクアレイシステム」全体で、今後2年間に国内と海外をあわせて20,000台の出荷を予定しています。なお、海外市場においては、その半分の出荷を予定しています。
【GP7000F モデル1000の仕様】
プロセッサ SPARC64(TM) GP 動作周波数 300MHz 1CPU当りのキャッシュメモリ 命令 64KB+データ 64KB(一次)
命令/データ共通 8MB(二次)プロセッサ数 8 〜 64 メモリ 最大64GB ディスク容量 内蔵最大1TB、システム最大 700TB
(パーティションを1つとしたシステム構成の場合)I/Oスロット PCIスロット×12〜96 サポートOS Solaris7 外形寸法(W/D/H、mm) 1,044×1,300×1,800(32CPUまで)
2,172×1,300×1,800(64CPUまで)
【GR720ディスクアレイシステムの仕様】
プロセッサ SPARC64(TM) GP 動作周波数 300MHz 1CPU当りのキャッシュメモリ 命令 64KB+データ 64KB(一次)
命令/データ共通 8MB(二次)プロセッサ数 4 〜 32 メモリ 最大32GB ディスク容量 内蔵最大1TB、システム最大 400TB
(パーティションを1つとしたシステム構成の場合)I/Oスロット PCIスロット×6〜48 サポートOS Solaris7 外形寸法(W/D/H、mm) 766×1,161×1,800(16CPUまで)
1,470×1,161×1,800(32CPUまで)
【商標について】
サポートRAID 0,1,0+1,5 記憶容量 27GB〜2.1TB(RAID5) コントローラ数 1 〜 2(最大4ホストインタフェース) ホストインターフェース Fibre Channel、Ultra Wide SCSI、Ultra2 Wide SCSI キャッシュ容量 最大1GB ドライブ数 最大80台 ドライブ容量 9GB/10,000rpm、18GB/10,000rpm、36GB/10,000rpm ドライブインタフェース Fibre Channel 活性保守 冗長ディスク、電源、ファン、コントローラ サポートOS Solaris 2.6、Solaris7、Windows NT 4.0 外形寸法(W/D/H、mm) 600×885×700(キャビネット・モデル)
650×925×1800(ラックマウント・モデル)
【添付資料】
以上