[ PRESS RELEASE ] fujitsu-logo
1999-0226
平成11年10月25日
富士通株式会社

開発したプログラムからインターネットにアクセス

Windows用 BASIC統合開発環境「F-BASIC V6.3」新発売

MS-DOS BASIC言語のプログラム仕様と互換ながら、インターネット技術にも対応

当社はこのほど、インターネットにアクセスできるBASICプログラムの開発ができるWindows用BASIC統合開発環境「F-BASIC V6.3」を開発し、当社ならびに富士通ミドルウェア株式会社(代表取締役社長:渡邊 直昭、本社:神奈川県横浜市)より、10月25日から販売活動を開始いたします。
なお、店頭においては、11月26日より販売いたします。

BASIC言語は、MS-DOSが基本ソフトウェアの主流であった時代から、そのシンプルで分かり易いプログラム方式により、教育分野やプログラム初心者に広く受け入れられてきました。
「F-BASIC」は、このMS-DOS BASIC言語のプログラム仕様を継承しており、MS-DOSの BASICで書かれているプログラム資産とBASICのノウハウを、Windows環境で活用することができます。これにより、BASIC言語の統合開発環境として、中学校での技術家庭科をはじめとする授業や研究、計測機器の制御など多くの分野で広く利用されています。

「F-BASIC V6.3」は、インターネット技術に対応しました。 これにより、ホームページの読み込みと修正を行うプログラムや、Eメールの受信と送信を行うプログラム、計測装置を制御し得られたデータをインターネットを利用して配信するプログラムなどの開発を行うことができます。

【標準価格と出荷時期】

「F-BASIC V6.3」:35,000円(税別)、平成11年11月26日より出荷
【販売目標】
1年間に3万本の販売を予定しています。
【提供媒体】
CD-ROM
【「F-BASIC V6.3」の特長】
HTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバーのホームページを読み込むプログラムの開発ができます。
このプログラムにより、インターネット/イントラネットで提供するホームページの情報を収集・加工・分析し、データベースとして利用できます。
FTP(File Transfer Protocol)サーバーへホームページや情報を、書き込んだり読み込むプログラムの開発ができます。
このプログラムにより、収集/加工した各種のデータをホームページや情報としてインターネット/イントラネットを通して発信したり、すでに公開しているホームページの自動更新も行えます。
Eメールの自動発信や自動受信を行うプログラムの開発ができます。
このプログラムにより、遠隔地のパソコンと情報の交換をEメールを利用して行うことができます。加えて、届いたメールに自動応答するプログラムや、多くの人にメールを自動配信するプログラムの開発が行えます。
【動作環境】
OS : Microsoft(R) Windows NT(R)Workstation Operating System V4.0
Microsoft(R) Windows(R)95 Operating System
Microsoft(R) Windows(R)98 Operating System
メモリ:16MB以上(WindowsNT4.0環境では32MB以上)
ハードディスク:40MB以上
【バージョンアップサービス】
「F-BASICコンパイラ for Windows V3.1」、「F-BASIC V4.1」、「F-BASIC97」、「F-BASIC V6.0」をご購入いただきユーザ登録されている方を対象に、バージョンアップサービスを行います。
10月25日より受付し、商品の発送は11月26日以降となります。

「F-BASICコンパイラ for Windows V3.1」から「F-BASIC V6.3」 :12,000円(税別)
「F-BASIC V4.1」から「F-BASIC V6.3」 :12,000円(税別)
「F-BASIC97(V5.0)」から「F-BASIC V6.3」 :12,000円(税別)
「F-BASIC V6.0」から「F-BASIC V6.3」 :12,000円(税別)

【商標について】

【添付資料】

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。