[ PRESS RELEASE ]

1998-0069 平成10年4月13日 富士通株式会社 富士電機株式会社 株式会社FFC

富士通(株)、富士電機(株)、(株)FFCの3社は、このほどFMVシリーズFAパソコン3モデルを共同開発し、本日より、富士通(株)、富士電機(株)の両社より販売を開始いたします。

FMVシリーズFAパソコンは、その優れた信頼性と耐環境性が高く評価され、製造現場は勿論、チェックイン機制御用など広く社会インフラでも利用されております。

新商品は、内蔵ハードディスクの着脱を容易に行える「フロントアクセス機構」、FAパソコン稼働スケジュール設定と自動運転を実現する「自動運転機能(*1)」などを標準装備することにより、製造設備・工作機械・ロボット制御などの専用装置への組み込み用途など、運用性に優れたさまざまなシステムを構築することが可能となります。

また、FAパソコンとして国内最高レベルのMMX(R)Pentium(R)-233MHzを搭載するとともにハードディスク容量、メモリ容量など性能を従来機種の約2倍と強化。さらに、プライスパフォーマンスの大幅な向上を図っております。

また、従来の Windows(R)3.1プレインストールモデルに加え、Windows NT(R)4.0プレインストールモデルおよび、ミラーディスクモデル(Windows NT(R)4.0プレインストール)の3モデルを併せてご提供いたします。ミラーディスクモデルは、ディスクの二重化機構を備え、一方のハードディスクが故障したときに、もう一方のハードディスクがバックアップとなり、大切なデータの破損やシステムの停止を防ぐことができます。

【販売価格】

<FMVシリーズ FAパソコン本体>
・FMV-5233FA5 Windows(R)3.1モデル ・FMV-5233FA5 Windows NT(R)4.0モデル ・FMV-5233FA5 ミラーディスクモデル (Windows NT(R)4.0をプレインストール)	425,000円(税別) 445,000円(税別) 770,000円(税別)
<新規I/O関連オプション品>
・内蔵2GBミラーディスク(2GB×2) ・内蔵2GBミラーディスク(交換用) ・フロントアクセス用HDアダプタ	410,000円(税別) 180,000円(税別) 32,000円(税別)

【新機種の強化ポイント】

1. 高い運用性
   (1)フロントアクセス機構の採用
   
   • 本体標準搭載のハードディスクを含め最大2台の内蔵ハードディスクユニット (*2)を、FAパソコン本体の前面から容易に交換することができ、緊急時の保守作業時間を最小限に短縮できます。

   (2)自動運転機能(*1)を標準装備
   

   • 任意のスケジュール設定により、パソコン本体の電源投入/切断(自動シャットダウン処理)を可能とします。また、Wakeup on LANへの対応により、LAN上の他のパソコンからの電源投入/切断自動シャットダウン処理が可能となり、幅広い運用形態/システムへの対応が可能となります。

   (3)システム管理工数の削減
   

   • 障害監視・資産管理・リモート管理機能を備えた、DMI準拠の「Intel LANDesk(R)Client Manager」(*1)を標準装備。システム管理者の負荷を 軽減し、トータルなシステム管理の工数を削減いたします。

2. 優れた信頼性
   (1)さまざまな安全規格に対応
   • 米国の「UL規格」、欧州連合(EU)の「CEマーキング」に基づいた製品設計を実施。また、日本国内においては電波による他装置への影響を防止するVCCI-1に適合しています。

   (2)データ保護やユーザシステムの安定稼働を容易に実現

   • 新モデルとして提供するミラーディスクモデルおよび、オプションとして提供するミラーディスクユニット-2GB(2GB×2)(*3)は、フロントアクセス機構への対応は勿論、FAパソコン本体の電源切断を行わずにディスクの交換が可能な活性保守をサポートしています。

【添付資料】

1. 新製品の特長
2. 本体仕様・設置環境・対応規格一覧

以 上

【登録商標】

• MMX、Pentium、Intelのロゴは、米国インテル社の商標または登録商標です。
• Microsoft、MS、MS-DOS、Windows、Windows NTは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。
• 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。