[ PRESS RELEASE ] |
![]() 1996-0201 平成8年11月6日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、分散システム時代の統合運用管理ソフトウェアMpWalker:エムピー ウォーカーに新機能を追加開発し、製品体系を刷新して11月5日より販売を開始いたします。
本格的な分散コンピューティング時代を迎えた今日、様々なハードウェアとソフトウェアをネットワークで結んだクライアントサーバ型の、新しいシステムが広く利用されています。 この新しいシステムでの業務運用が進むにつれ、容易にかつ確実にシステム全体を管理する事が重要な課題となっています。 この課題に応えるため、当社は運用管理ソフトウェアの開発に力を入れ、平成6年より運用管理製品の販売を開始しております。
当社の運用管理ソフトウェアMpWalkerは、既に1,600社、70,000本以上の販売実績を持ち、お客様に大変ご好評をいただいております。 今回、この販売実績をもとに、分散システムの運用性・信頼性の向上と、システム管理者の負荷軽減、更には、より高いユーザー要件に応えるために、大幅な機能強化、製品体系の一新を行いました。
☆ 大規模基幹系システムの運用管理 ☆
複数の監視端末による管理の階層化と二重化機能、リモートからの自動運転の強化により、信頼性を大幅に向上し、数万のクライアントサーバからなる、巨大な監視対象を持つことが可能になります。 加えて、MpWalker自身のインストールが、リモートで一か所から行うことができるため、運用管理システムの初期構築費用を削減できます。
☆ クライアントサーバ型のアプリケーション管理 ☆
従来のシステム・ネットワーク管理にアプリケーション管理機能を統合することで、アプリケーションの稼働状況を詳細に把握し、トラブルの早期検出と調査が可能になります。
☆ イントラネットを利用した情報共有 ☆
WebブラウザでMpWalkerが提供する業務の運用状況、利用者情報とヘルプディスクに登録されているノウハウ情報を検索することができるため、広い範囲での情報共有が行えます。
☆ 監視サーバのマルチプラットフォーム展開 ☆
PCサーバ(Windows NT Server 3.5以降)、富士通ビジネスサーバ DS/90 7000シリーズ(UXP/DS V20L10以降)に加え、統合運用管理システムとして、UNIXワークステーションSファミリー(Solaris 2.3以降)から、業務の運用管理が行えます。
[MpWalkerの製品体系、価格]
*1 | : | MpWalker/AM V2.0L10には、MpWalker/DM V2.0L10が必須です。 |
*2 | : | マネージメントセットには、MpWalker/DM、MpWalker/JM、SymfoNET/基本運用、SymfoNET/パソコン構成管理が含まれます。 |
[販売目標] 今後3年間で40万本の販売を予定しています。
[出荷時期]
Windows NT版MpWalker V2.0L10 | : | 平成9年1月末 |
UXP/DS版MpWalker V20L10 | : | 平成8年12月末 |
Solaris版MpWalker 2.0 | : | 平成9年2月末 |
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