平成8年6月25日
富士通株式会社
ECC対応/デスクトップ管理ツール標準搭載など、信頼性を一段と向上させ、

FMVシリーズ デスクトップ機のラインアップを一新

〜クロック周波数200MHzのPentium(R)搭載機も含め、7機種23モデルを提供〜

当社はこのほど、FMVシリーズのビジネス用途向けデスクトップ機のラインアップを一新し、タワー型から普及型モデルまで7機種23モデルを開発し、6月25日から販売を開始いたします。

今回発表の機種では、従来からのネットワーク機能の標準搭載(注 1)に加え、クライアント・サーバシステムで必要とされるパソコン本体の信頼性の強化を図りました。
データの信頼性を向上させるため、全機種でメモリの『ECC (注 2)』対応をおこなうとともに、Windows 95標準搭載モデルでは「デスクトップ管理ツール」(注 3)を搭載しており、個々のマシンの情報管理及び、CPU/ハードディスクの状態監視により、システムダウンを未然に防ぐことが可能です。

また、クロック周波数200MHzのPentium(R)プロセッサを採用した「FMV-5200T4」の提供をはじめ、全機種でパイプラインバーストSRAM(注4)及び、アクセス速度60nsのパリティ付きメモリを搭載しているほか、CD-ROMモデルでは 6倍速CD-ROMを標準装備しており、より一層の性能の向上を図っております。
特にミドルタワー型及びデスクトップ上位機では、Intel社製の最新チップセット「430HX」の採用及び、大容量512KBのパイプラインバーストSRAMの搭載をおこなっており、大幅な性能向上を実現しております。

今回、周辺機器として、従来に比べ奥行きを大幅に縮小した業界初の省スペース型17インチCRTディスプレイ、拡張IDE対応の大容量2.5GBハードディスク及び、アクセス速度60nsの拡張RAMモジュールを提供するほか、Windows 95/Windows NT/NetWareに対応した新しいアプリケーションの提供もおこなっております。

〔新商品の価格〕 [FDモデル(Win3.1モデル,キーボード付き,CRT 別売)の本体価格]

〔提供時期〕平成8年7月中旬より順次

〔本体標準価格・出荷時期〕

(価格はOADGキーボード付モデルの本体価格です。)

(注 1)『ネットワーク機能』:
ミドルタワー型/上位機では100BASE-TX/10BASE-Tに対応したLANカードを、普及機では10BASE-Tに対応したLAN I/Fを標準搭載。
Windows 3.1インストールモデルではNetWare(3.12J/4.1J)クライアントソフト及び、InetBIOSドライバLANマネージャをプレインストールして提供。
Windows 95インストールモデルではOSでLAN クライアント機能を標準サポート。

(注 2)『ECC 』:
メモリでデータにエラーが生じた場合に、パリティビットからデータの復元をおこなう機能。

(注 3)『デスクトップ管理ツール for Windows 95 』
高信頼性を実現するための管理ツール。以下の機能から構成されています。

(注 4)『パイプラインバーストSRAM』
バースト転送(1回のアドレス入力で連続したデータの読み取りが可能な転送方法)に対応した高速なキャッシュメモリ。

なお、今回発表いたしました新商品につきましては、『Windows World Expo Tokyo 96』〔会期: 6月26日(水)〜29日(土),会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)〕に出展する予定です。

〔登録商標〕


以 上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。