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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2017年7月12日
富士通株式会社

デジタルビジネスを支えるPCサーバ 「PRIMERGY」 の新モデルをグローバルで販売開始

最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリー」を搭載

当社は、最新のインテル社製CPU「インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリー」を搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY」 5モデル、ラック型サーバ「PRIMERGY RX2530 M4」、「PRIMERGY RX2540 M4」、マルチノードサーバ「PRIMERGY CX2550 M4」、「PRIMERGY CX2560 M4」、最新のGPUコンピューティングカードを搭載した「PRIMERGY CX2570 M4」をグローバルに、2017年7月12日より順次販売開始します。

新モデルは従来比約1.6倍(注1)の性能向上を実現した「インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリー」を搭載し、中堅企業や大手企業で利用される仮想デスクトップシステムや高性能が求められるデータベース、AIシステムやハイパフォーマンスコンピューティング向けのPCクラスタなど、デジタルビジネスを支える基盤として幅広い利用環境に適しています。

本製品の特長

新モデルは、1CPUあたりの最大コア数やメモリチャネル本数を増加し、従来比 約1.6倍の性能向上を実現した最新のCPU「インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリー」を搭載します。また、当社独自のサーバ管理機能「iRMC(integrated Remote Management Controller)」を、セキュリティや利便性において強化(注2)しています。

  1. 2WAY1Uラック型サーバ「PRIMERGY RX2530 M4」 、2WAY2Uラック型サーバ「PRIMERGY RX2540 M4」

    「PRIMERGY RX2530 M4」、「PRIMERGY RX2540 M4」は最新CPUによる優れたパフォーマンス、最大3TBの大容量メモリや最大215TBの大容量ストレージによる拡張性を備え、中堅企業や大企業における基幹システムや仮想デスクトップシステム、クラウド環境を支えるデータセンターなど幅広い利用環境に適したミドルレンジサーバです。

PRIMERGY RX2530 M4
PRIMERGY RX2530 M4

PRIMERGY RX2540 M4
PRIMERGY RX2540 M4


  1. 2WAYマルチノードサーバ「PRIMERGY CX2550 M4」 、「PRIMERGY CX2560 M4」、「PRIMERGY CX2570 M4」

    「PRIMERGY CX2550 M4」 、「PRIMERGY CX2560 M4」、「PRIMERGY CX2570 M4」は、2Uラック型のシャーシ「PRIMERGY CX400 M4」に、お客様の幅広い利用環境に合わせて複数台搭載可能なマルチノードサーバです。

    「PRIMERGY CX2550 M4」、「PRIMERGY CX2560 M4」は2Uサイズのシャーシに最大で4台搭載することができ、19インチラックあたりサーバノード最大84台の集積密度を実現します。「PRIMERGY CX2550 M4」はハイパフォーマンスコンピューティング向けのPCクラスタに求められる高性能なCPUやメモリ、ネットワークなどの要件に特化しています。また、新たにラインナップに追加したモデル「PRIMERGY CX2560 M4」は、1ノードあたり最大6基のHDDを搭載可能で、高集積密度・高拡張性を保持するとともに、取り外しや交換が可能なオンボードネットワークカードを採用することで、柔軟なネットワーク構成を実現します。

    「PRIMERGY CX2570 M4」はAIシステムやハイパフォーマンスコンピューティングに最適なGPUコンピューティングカードや、仮想デスクトップシステムでの高度な画像処理を実現するVDIグラフィックスカードを搭載可能なマルチノードサーバで、2Uサイズのシャーシに最大2台搭載可能です。また、従来の接続規格であるPCI Expressより高速にデータの共有が可能な「NVIDIA® NVLINK™」で GPU間を接続し、1ノードあたり最大4枚のGPUコンピューティングカード「NVIDIA® Tesla® P100」を搭載することで、AIシステムやハイパフォーマンスコンピューティングにおいて、従来比2.2倍の処理性能向上(注3)を実現します。

    なお、本製品は国立大学法人 九州大学情報基盤研究開発センター(注4)様の新スーパーコンピュータシステムに採用されています。

PRIMERGY CX400 M4 シャーシ
PRIMERGY CX400 M4 シャーシ

PRIMERGY CX2550 M4 / CX2560 M4 サーバノード(背面)
PRIMERGY CX2550 M4 / CX2560 M4
サーバノード(背面)

PRIMERGY CX2570 M4 サーバノード(背面)
PRIMERGY CX2570 M4
サーバノード(背面)


新モデルの希望小売価格、および提供開始時期

新モデルの希望小売価格、および提供開始時期
製品名 希望小売価格(税別) 販売開始時期 提供開始時期
FUJITSU Server PRIMERGY RX2530 M4 451,000円より 7月12日より 2017年8月下旬より
FUJITSU Server PRIMERGY RX2540 M4 490,000円より 7月12日より 2017年8月下旬より
FUJITSU Server PRIMERGY CX2550 M4 714,000円より 2017年8月下旬より 2017年9月下旬より
FUJITSU Server PRIMERGY CX2560 M4 723,000円より 2017年8月下旬より 2017年9月下旬より
FUJITSU Server PRIMERGY CX2570 M4 1,539,000円より 2017年9月中旬より 2017年10月中旬より

商標について

SPECおよびベンチマーク名のSPECfpは、米国およびその他の国におけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の商標または登録商標です。

その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 従来比 約1.6倍の性能向上:
システム性能を評価するベンチマーク「SPEC CPU2006」(https://www.spec.org/cpu2006/)における、一定時間に処理可能な浮動小数点演算タスク数(スループット)を示す指標であるSPECfp_rate2006のアプリケーション別のBase値での比較。なお、上記の結果は2017年7月12日時点で、SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)への提出を完了済。
注2 セキュリティや利便性能面において機能強化:
セキュリティ強化に向けたHTTPS対応や利便性の向上に向けたWeb UIのモバイル端末対応など。また、サービスプロバイダーやデータセンター事業者などを中心に、業界で普及が進むAPI「Redfish」、「Restful API」にも対応。
注3 従来比2.2倍の処理性能向上:
「PRIMERGY CX2570 M4」に「NVIDIA® Tesla® P100」を4枚搭載した構成と前世代モデルの「PRIMERGY CX2570 M2」に「NVIDIA® Tesla® P100」を2枚搭載した構成との理論演算性能値の比較。
注4 国立大学法人 九州大学情報基盤研究開発センター:
所在地:福岡県福岡市、センター長:谷口 倫一郎。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)


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