PRESS RELEASE
2009年6月26日
富士通株式会社
（本資料は、Fujitsu America, Inc.が発行したプレスリリースの抄訳です)
富士通が米国Alliance Data社のITインフラサービスを受注
富士通は、このたび米国におけるマーケティングサービスの大手企業Alliance Data（アライアンス・データ）社との10年にわたるITインフラサービスの契約を締結しました。初年度の売上は40億円以上を見込んでいます。本契約により富士通は、Alliance Data社のITサービス部門を引き継ぎ、Alliance Data社の事業部門と既存のお客様5社にサービスを提供します。さらに、Alliance Data社のTier3(注1)レベルのデータセンターの運営とITサービス部門の従業員を富士通に加え、富士通は北米におけるITインフラサービスビジネスの強化・拡大が可能となり、グローバルビジネスを加速させていきます。
富士通は、2009年4月1日に北米の3社を統合して富士通アメリカを設立し、北米でトータルなソリューションを提供するビジネスモデルと体制を確立したことにより、本商談の獲得に至りました。本契約により、富士通はAlliance Data社の180人以上のIT技術者を引き継ぐことで、今後お客様に対して今まで以上に高品質なメインフレーム、サーバやネットワークの運用、およびサポートデスクなどのサービスの提供が可能となります。一方、Alliance Data社は、2009年7月1日から実施される10年契約によって、必要に応じて柔軟なIT運用を効率的に進められるようになります。
富士通アメリカのCEO、Farhat Ali（ファーハット・アリ）は次のように述べています。「3社統合後すぐにAlliance Data社にとって重要なITインフラサービスを受注でき、大変嬉しく思っています。本契約により、北米の代表的なITサービス企業の1社であることを市場に示すことができました。さらに、今日の厳しい経済状況の下で求められるソリューションサービスを、幅広く提供していくことができます。」
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 Tier3 ：
- Tierとは、データセンターの品質を、付帯設備の冗長性などにより評価・格付けする基準。
Tier1からTier4まで4段階の評価レベルがあり、数値が大きいものほど品質が高いことを表す。
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