日経コンピュータ 「富士通がスパコン事業で米クレイと提携交渉」の報道について

日経BP社・日経コンピュータ2005年8月8日号のINSIDE（13ページ）に、「富士通がスパコン事業で米クレイと提携交渉」と題する記事が掲載されており、そのなかに次のような記述が含まれています。これらにつきましては、当社が取材を受けた記事ではなく、内容的にも全く事実と異なっており、提携交渉の事実は一切ありません。

“富士通が米クレイ社とスーパーコンピュータの共同開発および販売に関して提携交渉を進めていることが本誌の取材でわかった。交渉のなかでは、富士通によるクレイ買収も選択肢の一つとして話し合われている模様“
“富士通は（中略）クレイと次世代機を共同開発することで開発作業を効率化する”

なお、記事のなかで、ペタフロップスマシンの開発（文部科学省プロジェクトと想定される）について触れられていますが、これに対する当社の取り組み（産官学共同開発）については、去る6月22日に記者説明会を開催し、当社独自の動き（PRIMEQUEST、PRIMEPOWER、PRIMERGY）を含めて、ペタフロップス級スーパーコンピューティングへの取り組みについて具体的に言及しています。