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ペタフロップス級スーパーコンピューティングの実現に向けて
スーパーコンピュータは、現在さまざまな最先端科学技術分野における活用はもとより、ものづくりを支える産業競争力強化のために必要不可欠な存在となりつつあります。当社は、社会全般を支える技術立国を担う企業として、スーパーコンピューティングを重要な事業と位置づけ、取り組んでいきます。 当社は、既存技術の延長を大きく上回る、ペタフロップス級の次世代スーパーコンピューティングに向けた取り組みを推進していきます。すでに、2004年10月に、株式会社富士通研究所に、「ペタスケールコンピューティング推進室」を設置し、自社開発のプロセッサを使用した次世代半導体や低消費電力化などの要素技術開発に着手しています。 また、文部科学省の「将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発プロジェクト」(2005年度より3年間)では、国立大学法人九州大学と共同で、光スイッチ技術をはじめとした、高性能、高速なインターコネクトの要素技術の開発に取り組みます。当社は、本プロジェクトで得られる成果を、次世代のスーパーコンピューティングの実現に向けて、積極的に活用していきます。 当社はスーパーコンピュータのリーディングカンパニーとして、1976年より、常に先端的な技術を用いてスーパーコンピュータを開発し、提供してきました。現在では、大規模共有メモリ型並列スカラ方式アーキテクチャーを採用した「PRIMEPOWER HPC2500」、IAサーバ「PRIMERGY」を複数台接続して並列処理を行うIAクラスタシステム (注3)を、お客様のご要求に合わせて提供しています。 今年の後半には、最新のIntel® Itanium®2プロセッサを採用した当社独自開発の基幹IAサーバ「PRIMEQUESTTM」をベースとし、Linux®を搭載したスーパーコンピュータを提供していきます。今後とも、クラスタ技術、グリッド技術などスーパーコンピュータに必要となる技術開発を継続していきます。 【注釈】【商標について】記載されている製品名等の固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上 関連リンク
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