2023年3月14日
富士通株式会社

富士通 川崎工場、「かわさきプラスチック循環プロジェクト」に参画

工場から排出される使用済みペットボトルの水平リサイクルを推進


当社川崎工場(以下、川崎工場)はこのたび、プラスチックの資源循環に向けた取り組みの一環として「かわさきプラスチック循環プロジェクト」 に参画しました。本プロジェクトは川崎市が2022年4月に設立し、市民、事業者、行政の三者によるプラスチック資源循環に向けた行動変容を促進するとともに、新たな取り組みを企画・展開するプラットホームの構築を目的としています。

当社では従来より富士通グループ環境行動計画の一環として、気候変動(脱炭素)や資源循環に取り組んできましたが、川崎工場から排出されるペットボトルの回収スキームを見直すことで、新たな化石由来原料を使用せずに何度もペットボトルとして循環できる水平リサイクル注1の仕組みを導入しました。

この導入を進める中で、当社の方針と合致した本プロジェクトの趣旨に賛同し、さらに気候変動(脱炭素)、資源循環に向けた従業員の行動変容を促進するため、川崎工場が本プロジェクトに参画することになりました。

今後は、本プロジェクトの活動実績を踏まえ、社内の水平リサイクルのエリア拡大の可能性について検証し、さらなる脱炭素社会の実現を目指していきます。

「かわさきプラスチック循環プロジェクト」の事業内容

  1. 川崎市をフィールドにした市民・事業者・行政の協働によるプラスチック循環や拠点回収の取り組み。
  2. 上記に関する情報収集・発信と実施支援、およびニーズやシーズの把握。
  3. その他、本プロジェクトの目的を達成するために必要な取り組み。

当社におけるプラスチックの資源循環に向けた取り組み

  1. 川崎工場から排出されるペットボトルを、本プロジェクトに参画している川崎市内のリサイクラーへ持ち込み、水平リサイクルを推進します。
  2. 川崎工場内に設置されたリサイクルボックスへのポスター掲出などにより、水平リサイクルの普及啓発を行い、さらなる資源循環を促進します。
  3. 川崎市と当社による脱炭素社会の実現に向けた実証実験のために開発された行動変容アプリを活用し、社員のペットボトルのキャップ、ラベル分別推進などの環境行動を促します。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    水平リサイクル:
    回収したペットボトルをケミカルリサイクル(化学的再生法)またはメカニカルリサイクル(物理的再生法)により原料に戻し、再びペットボトルをつくる方法。

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs

本件に関するお問い合わせ

総務本部 総務部
E-mail:fj-honsya-haiki@dl.jp.fujitsu.com



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