PRESS RELEASE

2009年6月9日
株式会社富士通アドバンストソリューションズ

高額ギフトカード販売の導入を支援する「やごやさん」

～「POSアクティベーション」を簡単に実現～

  日本のプリペイドカードの多くは、手にしたその瞬間から利用可能な「価値ある状態」で流通しており、万が一盗難・紛失し第三者の手に渡ってしまった場合、所有者や販売店が損害を被るリスクがあります。また「価値ある状態」のプリペイドカードは金券としての管理が必要になり、販売店では販売、在庫管理など多大な業務負荷が発生いたします。
  一方、米国のプリペイドカードは「無価値」で流通しており、POSで売り上げが発生した時に始めて利用可能な「価値ある状態」になります。この「価値ある状態」にする処理を「POSアクティベーション」と呼び、インコム社のプラットフォームと接続することで実現されます。
今回提供する「やごやさん」は、ギフトカード販売店のアプリケーションとインコム社の接続を簡単・低コストで実現し、安全・安心・低リスクなプラスチックギフトカード販売の導入を支援いたします。
  「やごやさん」は、POS端末の数により小売店から大規模量販店まで対応が可能です。既に家電製品量販店様にご導入いただき、ご好評を得ております。

【本製品の特長】

1. 簡単・低コストで「POSアクティベーション」を実現
  インコム社のプラットフォームへの接続システム開発には、インターフェース［ISO8583(注1)］のノウハウが必要です。「やごやさん」は既存システムにご導入いただき、接続のための設定を行うことにより［ISO8583］を意識することなく簡単かつ低コストでインコム社プラットフォームへの接続が可能となります。
2. 過剰在庫保有リスクを回避
  一旦仕入れたプリペイドカードは、販売されなければ金券としての在庫管理が必要となります。プラスチックギフトカードは「POSアクティベーション」した時点で仕入れ販売とみなされるため、過剰在庫の保有リスクを回避することが可能です。
3. 盗難・紛失リスクを回避
  「価値ある状態」のプリペイドカードは常に盗難・紛失のリスクが発生します。プラスチックギフトカードは店頭展示時点では「無価値」のため、万が一盗難・紛失しても大きな被害を回避することができます。

【販売価格】

【動作環境】

【関連Webサイト】

製品関連ページ

【インコム株式会社について】

  米国最大のプリペイド商品およびプラスチックギフトカード事業者。北米を中心に145,000ヶ所の流通・販売網を構築しており、2007年度は約8,000億円のプリペイド商品を販売。

■インコム社プレスリリース

【プラスチックギフトカードついて】

  1990年代に米国で発祥した磁気ストライプやバーコードを利用したプラスチック型プリペイドカードの総称です。配送リスクがないため、最近は日本国内でもギフトカードやノベルティグッズとして多種多様に利用されています。また、クレジットカードのように利用時にカード番号を入力する必要がないため「なりすまし」のリスクが軽減され、紙の商品券のような利用後の回収処理業務も不要で、販売側、利用側が共に利用メリットの高い商品です。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【注釈】

（注1）ISO8583：
金融取引に利用される通信メッセージの仕様。処理区分を表すメッセージタイプ、メッセージフィールド内のデータ有無を示すビットマップ、実データが格納されるメッセージフィールド等から構成される。

≪お問い合わせ先≫

ソリューションビジネス本部第二ソリューションビジネス事業部  宮田、大内、高松
電話:03-5480-2269(直通)

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プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。