PRESS RELEASE

2023年10月19日
富士通株式会社

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展

当社は、2023年10月26日(木曜日)から11月5日(日曜日)まで、東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展します。

当社は、本イベントのモビリティが変える未来の東京をコンセプトにした「Tokyo Future Tour」において、駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペと、デジタルツインによる災害レジリエンスを紹介します。これにより、当社がサステナブルでWell-Beingな暮らしの実現に向けてどのように貢献していくかを示します。

当社は「Fujitsu Uvance」を通じて、クロスインダストリーでの取り組みで社会課題の解決に貢献します。

10月28日(土曜日)13時から14時に開催予定の日本の未来をつくるトークショー「Japan Future Session」のセッション「地球環境×モビリティの未来」に当社 執行役員 SEVP CRO 大西俊介が登壇予定です。

出展概要

当社は、駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペを、街と自然とモビリティが調和した新たな生活シーンを表現する「Tokyo Future Tour」のテーマのひとつである「LIFE & Mobility」のエリアで紹介します。また、デジタルツインによる災害レジリエンスを、人とモビリティが協力して復旧に取り組む未来のレスキューシーンを表現する「Tokyo Future Tour」のテーマのひとつである「EMERGENCY & Mobility」のエリアで紹介します。

1. 駅の環境音をAIにより視覚化するエキマトペ

駅のアナウンスや電車が走る音などの環境音を、AIを活用して文字や手話、オノマトペ注1として視覚化することができる装置です。JR上野駅(東京都台東区)にて2022年6月から12月までの期間に実施した実証実験で使用した筐体を設置し、本イベントに合わせたデモンストレーションを紹介します。聴覚に障がいのある方をはじめ、駅を利用する方に快適な体験を提供することで、より安全安心な鉄道利用の実現に貢献するとともに、DE&I(ダイバーシティ, エクイティ&インクルージョン)への相互理解の促進を目指していきます。

2022年に実施したJR東日本 上野駅でのエキマトペの実証実験の様子 2022年に実施したJR東日本 上野駅でのエキマトペの実証実験の様子

2. デジタルツインによる災害レジリエンス

災害に強い安心安全な街づくりを支援するため、当社のソーシャルデジタルツイン注2技術を活用して自然災害とその被害を予測・可視化し、災害対策の判断を支援するデモンストレーションを紹介します。将来起こり得る災害の予測や、災害時の被害状況を考慮した避難誘導や救助ルートの検証、そして災害後の早期復旧の検証を、デジタル空間上で再現するデジタルリハーサル注3技術を用いて、能動的に未来をリ・デザインすることで、レジリエントな社会の実現を目指します。

洪水予測を活用した災害状況の画面イメージ 洪水予測を活用した災害状況の画面イメージ

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」開催概要

「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、従来の東京モーターショーから新たに自動車業界の枠を超え、他産業やスタートアップ、来場されるお客さま含め、モビリティの未来を新しい仲間と一緒に創っていくことをコンセプトとして一般社団法人日本自動車工業会が主催し、東京モーターショーから4年ぶりの開催となるイベントです。

  • 会場:東京ビッグサイト<東/西/南展示棟> (住所:東京都江東区有明3-11-1)
  • 富士通の出展:西展示棟「Tokyo Future Tour」エリア
  • 会期:2023年10月26日(木曜日)から11月5日(日曜日)

    開催日の詳細はこちら:https://www.japan-mobility-show.com/outline/

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    オノマトペ:
    自然界の音や声、事物の状態を言語音で表現した言葉。(例:「ざあざあ」「わくわく」など)
  • 注2
    ソーシャルデジタルツイン:
    当社が研究開発を進めている、実世界のデータをもとに、人や物の状態だけでなく、経済・社会の活動をまるごとデジタルに再現可能な技術群。社会の実態や問題発生のメカニズムを把握するとともに、多様で複雑化する課題の解決に向けた施策立案などに貢献。
  • 注3
    デジタルリハーサル:
    当社が研究開発を進めている、施策を実世界に適用する本番の前に、デジタルツイン上の都市の舞台で人・社会の振舞いを再現し、その施策が与える効果や影響を把握することによって最適な施策を探索することのできる世界初の技術。

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs

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