PRESS RELEASE

2022年9月21日
富士通株式会社
Fujitsu Australia Limited
Fujitsu New Zealand Limited

富士通、ニュージーランドの大手サイバーセキュリティ企業InPhySec の買収により、セキュリティ領域のサービスを強化


富士通株式会社注1(以下、富士通)とFujitsu Australia Limited注2(富士通オーストラリア)、Fujitsu New Zealand Limited注3(富士通ニュージーランド)は、このたび、ニュージーランドのサイバーセキュリティ企業大手であるInPhySec(インフィセック)を買収し、富士通グループのセキュリティ領域のサービスを強化することを発表しました。

本買収は、富士通グループのグローバルなM&A戦略のもと行うものです。これまでに買収したデータアナリティクス・コンサルティングファームのVersor Proprietary LimitedやMicrosoft製品をベースとしたオフィス環境構築などを担うoobe Proprietary Limited、ServiceNowのサービスマネジメントやコンサルティング、デリバリーを手掛けるEnable Professional Servicesに加え、今回、InPhySecを迎え入れたことにより、富士通グループは、顧客のデジタル変革への取り組みを今後より強力に支援していきます。

本買収により、富士通は豪州およびニュージーランドの防衛、公共、医療、小売、金融、運輸など、幅広い業界のお客様に富士通の幅広いデジタル変革サービスや製品を提供するとともに、InPhySecが強みとするセキュリティ領域の専門的なコンサルティングやマネージドサービスを提供します。

富士通 Asia-Pacific Executive Vice President兼CEO Graeme Beardsellのコメント

企業や政府機関、一般市民にまつわる様々な情報の保護がかつてないほど重要になっています。InPhySecの買収により、ニュージーランドと周辺地域全体へとセキュリティに関するマネージドサービスの提供範囲を拡大します。サイバーセキュリティを専門とするInPhySecを富士通グループに迎え入れることができ、嬉しく思います。

InPhySec 最高経営責任者 Marc Barlowのコメント

富士通に加わることで、世界をリードするテクノロジーやソリューションをお客様に提供するとともに、我々の専門知識を富士通のお客様へ提供することができます。現在、サイバーセキュリティが高度化し、脅威が拡大する中、ニュージーランドのような国々がますます攻撃対象となりやすくなっており、それらの対策に向けて強力なパートナーシップが不可欠となっています。本買収により、我々のノウハウやサービスを世界中のお客様に展開することができます。

InPhySecについて

InPhySec は、2015年に設立したセキュリティコンサルティングとマネージドセキュリティサービスを提供するニュージーランド最大級のセキュリティプロバイダーです。セキュリティ情報およびイベントを管理するSIEM(Security Information and Event Management) やクラウドなどの幅広いセキュリティ管理サービスを提供しています。また、ネットワークのエンドポイント検出や応答サービス を3つの拠点にまたがる24時間365日稼働のセキュリティオペレーションセンターを通じて提供しています。さらに、機密性の高いデータセンターを通じて、データのローカライゼーション、物理的なセキュリティの強化など、ニュージーランド政府およびその他の規制対象業界向けにスペシャリストサービスを提供し、ニュージーランド市場で競争力を高めています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    富士通株式会社:
    本社 東京都港区、代表取締役社長 時田 隆仁。
  • 注2
    Fujitsu Australia Limited:
    本社 豪州シドニー、CEO Graeme Beardsell。
  • 注3
    Fujitsu New Zealand Limited:
    本社 ニュージーランドウェリントン、Country Manager Rob Purdy。

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