PRESS RELEASE

2022年3月28日
富士通株式会社

(本資料は、2022年3月16日に富士通EMEIAが発行したプレスリリースの抄訳です)

富士通、コスタリカの未来の科学技術者育成を支援


中南米のコスタリカにある当社のグローバルデリバリーセンター注1(以下、GDC)は、エレディア州ベレンにある技術専門学校(以下、CTP-CIT School)において科学技術分野のスクールラボプログラム(以下、本プログラム)の設立を支援しました。

本プログラムでは、5歳から12歳の児童・生徒に科学技術に関するSTEM教育注2を提供します。この教育を通じて子どもたちがSTEM分野への関心を高め、同分野におけるキャリアについてより深く理解することを目的としています。また、コスタリカのSTEM分野における男女のジェンダーギャップを解決するため、特に女子教育に力を入れ、積極的な履修を奨励します。なお、本プログラムは、当社のGlobal Delivery Responsible Business Program(以下、GRiP)注3の一部になります。

本プログラムでは、当社が6万ドルを拠出し、STEM教育を行うための施設として新たに3つのラボ(サイエンスラボ、ロボティクスラボ、イノベーションとテクノロジーのラボ)を開設します。加えて、教員養成用プログラムを提供するほか、215台のコンピュータや機器、および教育キットを提供します。また、現地従業員による技術支援も行います。

これらのラボは、CTP-CIT Schoolの250人の生徒およびCTP-CIT School周辺の学校に通学する250人の生徒が、週2回以上利用することができます。

富士通 Head of Cross GDC Networks Alex Sanchez氏のコメント

「コスタリカの女性は、伝統的にSTEM分野のキャリアに積極的に関わってきませんでした。私たちは、テクノロジー分野におけるジェンダーギャップが定着する前の女子教育の早い段階で、STEM分野の教育に触れる機会を積極的に作っていきたいと思います。」

Director of the CTP-CIT School Jeannette Cortes氏のコメント

「富士通との提携は、将来の働き手である子どもたちの教育を支援するという点で、私たちにとってごく自然なものです。これにより、子どもたちは科学技術分野で得られる素晴らしいキャリアの機会を知り、その道を進むために必要な優れたSTEMスキルを得ることができます。」

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    グローバルデリバリーセンター:
    当社が世界8か国に展開しているデリバリー拠点。主な提供サービスは、アプリケーションサービス、多言語対応サービスデスク、リモートインフラ管理(RIM)、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)。また、特定の技術、オファリングや業種ノウハウのハブになるCOE(Center of Excellence)としての機能も有している。
  • 注2
    STEM教育:
    科学技術の発展を支える理系人材を育てる4つの分野。Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を取ってSTEM(ステム)と呼ばれる。
  • 注3
    Global Delivery Responsible Business Program(GRiP):
    当社GDCによる、貧困の撲滅、質の高い教育の提供、すべての人々の医療と福祉の確保など、SDGs目標達成を支援することを中心とした活動。当社従業員はGRiPを通じて、スキルや知識を提供し、地域社会に貢献している。

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件に関するお問い合わせ

広報IR室
電話:03-6252-2175(直通)



プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

このページの先頭へ