富士通、「健康経営銘柄」に初選定

当社は、このたび、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄2021」に初めて選定されました。同時に経済産業省および日本健康会議（注）より「健康経営優良法人～ホワイト500～」に5年連続で認定されました。

従来から、従業員と家族の健康の保持・増進施策として、生活習慣病対策の保健指導、メンタルヘルス対策や喫煙対策など、様々な施策に継続的に取り組んできた結果が評価されたものです。

当社は今後も「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」というパーパスの実現に向けて、健康経営に積極的に取り組んでいきます。

選定理由

当社は、パーパスの実現に向けて社会やお客様、従業員など多様なステークホルダーを考慮した非財務面の活動を評価するグローバルレスポンシブルビジネスを設定しています。このなかで、健康経営は「ウェルビーイング（従業員の成長の実現とその力を最大限に発揮できる機会の提供）」と「安全衛生（安全で健康的な職場環境の提供）」の取り組みとして全社で強力に推進していくものと位置付けています。健康に関する従業員一人一人の意識を高め、行動を促進していくことが社会の持続性向上に貢献できるものと考えています。

そして、グループ全体で健康経営を推進するために、代表取締役社長の時田隆仁がCHO(健康経営責任者)を務め、国内・海外を含めた全ての従業員に向けたメッセージを発信しています。経営幹部にも健康経営の重要性や会社の持続的成長、業績への影響などについて、データドリブンによる健康情報を活用した対話を産業保健スタッフも交えて直接行うことで、健康課題をよりリアルに認識してもらう取り組みを実施しています。

このほかにも全国の事業所に医療専門職が在籍している充実した体制を整え、生活習慣病対策の保健指導、メンタルヘルス対策や喫煙対策など様々な施策をはじめ、働く環境の整備に継続的に取り組んできたことが評価されました。

富士通の主な健康経営の取り組み

がん発症予防施策
全従業員を対象にがんの正しい知識、予防方法、仕事と治療の両立などに関するe-Learningやセミナーを実施。
女性特有のがんについても従業員および家族が参加できるオンラインセミナーを開催し、リスク低減に向けた行動や婦人科健診の受診を促す取り組みを実施。
喫煙対策
当社グループ全ての事業所において事業所内禁煙を実施。また、喫煙者と非喫煙者がチームを組んで禁煙に取り組む「みんなで禁煙チャレンジ」やオンラインを利用した禁煙プログラムを導入。
頭痛対策
頭痛に関する知識を習得するための全従業員を対象としたe-Learningの他、専門医によるセミナーや社内診療所での専門治療体制を整備。

現在、当社グループではニューノーマルな世界において、「Work Life Shift」（「働く」ということだけでなく、「仕事」と「生活」をトータルにシフトし、ウェルビーイングを実現していく）というコンセプトで、働き方に関する取り組み、環境整備を行っています。これらの施策を通じて今後より一層、健康経営の取り組みを高めていくと同時に、健康経営銘柄企業としてお客様への価値提供にむけて各種ソリューションなどを通じて日本の健康寿命の延伸に貢献していきます。

国内グループ企業19社が「健康経営優良法人2021」に認定

当社グループおよび富士通健康保険組合では、グループ全体で健康経営の取り組みを行っており、「健康経営優良法人2021」に国内グループ企業19社が認定されました。

部門別認定状況 ※50音順

＜健康経営優良法人2021（大規模法人部門ホワイト500）＞（1社）

富士通コミュニケーションサービス株式会社：本社神奈川県横浜市、代表取締役社長山本享史

＜健康経営優良法人2021（大規模法人部門）＞（14社）

株式会社富士通アドバンストエンジニアリング：本社東京都新宿区、代表取締役社長平山秀明
株式会社富士通エフサス：本社東京都品川区、代表取締役社長小林俊範
株式会社富士通九州システムズ：本社福岡県福岡市、代表取締役社長石井雄一郎
富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社：本社神奈川県大和市、代表取締役社長髙田克美
富士通Japan株式会社：本社東京都港区、代表取締役社長広瀬敏男
株式会社島根富士通：本社島根県出雲市、代表取締役社長神門明
新光電気工業株式会社：本社長野県長野市、代表取締役社長藤田正美
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ：本社神奈川県横浜市、代表取締役社長新田将人
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ：本社神奈川県川崎市、代表取締役社長土肥啓介
富士通ネットワークソリューションズ株式会社：本社神奈川県横浜市、代表取締役社長志真哲夫
株式会社PFU：本社石川県かほく市、代表取締役社長半田清
富士通フロンテック株式会社：本社東京都稲城市、代表取締役社長川上博矛
株式会社富士通ラーニングメディア：本社東京都港区、代表取締役社長青山昌裕
株式会社富士通ワイエフシー：本社神奈川県横浜市、代表取締役社長西川寮

＜健康経営優良法人2021（中小規模法人部門）＞（4社）

富士通アイソテック株式会社：本社福島県伊達市、代表取締役社長西牧正晴
富士通エフサス関西カスタマサービス株式会社：本社大阪府大阪市、代表取締役社長伊藤祐助
株式会社富士通バンキングソリューションズ：本社神奈川県横浜市、代表取締役社長鈴木康夫
株式会社ベストライフ・プロモーション：本社神奈川県川崎市、代表取締役社長今井良輔

「健康経営銘柄」とは

「健康経営銘柄」は東京証券取引所の上場会社の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組んでいる企業を選定し公表することで、企業の健康経営の取り組みを促進することを目指すものです。

「健康経営優良法人」とは

経済産業省と日本健康会議（注）は保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を顕彰するため、「健康経営優良法人」の認定制度を2016年度に開始しました。なかでも大規模法人部門において特に優れた取り組みを行っている企業の中から上位500社を「ホワイト500」と認定しています。同様に中小規模法人部門においても今回より上位500社をブライト500に認定しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注

日本健康会議：
国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行う組織。

本件に関するお問い合わせ

労政部

044-754-2032（直通）

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。