PRESS RELEASE

2020年12月15日
富士通株式会社
富士通フロンテック株式会社

広島銀行様、長野県信用組合様と共同で
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしたATMの実証実験を開始

非接触操作が可能なフレームを搭載したATMの実証実験概要

1. 時期と場所
   • 実施開始日:

     2020年12月15日（火曜日）

   • 実施場所:

     広島銀行 八丁堀支店（広島市中区八丁堀16-11）
     長野県信用組合 本店営業部（長野市新田町1103-1）

2. 非接触操作が可能なフレームを搭載したATMの特長
   • 既存ATMのタッチパネル部に赤外線センサーを搭載したフレームを取り付け、そのフレームとATM本体をUSB接続することで、利用者はパネルに触れることなく、ATMのタッチパネルから指を数センチ離した位置で操作できます。
   • フレームには、上下2段階に指を検知するセンサーがついています。第一検知ラインに加えて、第二検知ラインでも指の動きを検知できるため、操作時にフレームから大きく手を上部へ離す動作が不要で、自然な操作感を実現しています。（図参照）

   
   拡大イメージ

   • 既存のATMのタッチパネルも有効にできるため、操作に不慣れな方は、従来同様にタッチパネルに触れて操作できます。

空中ディスプレイを活用したATMの実証実験概要

1. 時期と場所
   • 実施開始時期: 2021年5月（予定）
   • 実施場所: 広島銀行 本店営業部（広島市中区紙屋町1-3-8）
2. 空中ディスプレイを活用したATMの特長
   • 特殊構造のプレートを使いプレート上の空間にATM画面を結像し、あたかも空中にATM画面が浮かんでいるように投影します。投影画面は空間検知センサーと連動しており、利用者は空中に浮かんでいるATM画面に疑似的に触れることにより非接触でATMを操作できます。
   • さらに空中に浮かんでいるATM画面は、正面の一定の位置からしか見えないため、左右からの操作画面の覗き込みや操作位置の特定を防ぎ、セキュリティ向上にも寄与します。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 富士通株式会社：

本社 東京都港区、代表取締役社長 時田 隆仁。

注2 富士通フロンテック株式会社：

本社 東京都稲城市、代表取締役社長 川上 博矛。

注3 非接触操作が可能なフレームを搭載する技術：

新光商事株式会社（本社 東京都品川区、代表取締役社長 小川 達哉）の「ノータッチフレーム」の技術を採用し、富士通製ATMに搭載するための技術。

注4 空中ディスプレイを活用したATM：

新光商事株式会社の「AIplay」の技術を採用し、富士通フロンテックがハードウェアおよびソフトウェアを開発し、ATMの操作を可能としたATM。

注5 株式会社広島銀行：

本店 広島県広島市、代表取締役頭取 部谷 俊雄。

注6 長野県信用組合：

本店 長野県長野市、理事長 黒岩 清。

関連リンク

• タッチレスATMの実証実験開始について（2020年12月1日公開 株式会社広島銀行様プレスリリース）
• 非接触タッチパネルATMの実証実験開始について（2020年12月1日公開 長野県信用組合様プレスリリース）

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