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PRESS RELEASE （サービス）

2020年6月11日
富士通株式会社

DXを支えるソリューション「FUJITSU Hybrid IT Service」を提供

最新の技術・デリバリモデルによりハイブリッドIT環境を最適化

昨今、DX対応の加速や、お客様の基幹システムなどのクラウド移行が進む中、クラウドやオンプレミス環境など様々なIT基盤における複雑かつ高度な構築・運用、サービスレベルやセキュリティレベルに応じた業務システムおよびアプリケーションの最適配置、さらにはIT資産やサービスへの継続的な最適投資など、お客様は多くの課題に直面されています。

FUJITSU Hybrid IT Serviceについて

「FUJITSU Hybrid IT Service」は、当社が長年提供してきた、クラウド、データセンター、ネットワーク、セキュリティ、システム運用保守などのインフラサービス、プロダクト、アプリケーション基盤などを新規技術の実装により強化し、新たにクラウドとデータセンターをセキュアにつなぐ接続基盤や統合マネジメントポータルとともに、プレフィックスやサブスクリプションなどの形態で提供するソリューション群です。

お客様のビジネスに最適なハイブリッドIT環境の構築や、運用サービスを提供することで、ITシステムにおける運用負荷軽減（2～3割）、TCO削減（2～3割）、納期短縮（3～4割）を実現します。

1. マネージドサービス

   お客様の既存システムを最適なハイブリットIT環境へ移行する際に必要なアセスメント・コンサルティング、移行・構築、運用までをトータルでサービス提供します。当社の豊富な実績とノウハウをもとに、システム無停止でのクラウド移行を実現するなど、お客様の現状や目的に応じた現場起点の支援を行います。

2. デジタルアプリケーションプラットフォーム 【新規：2020年2Q提供予定】

   OpenShift（注1）をベースとしたコンテナプラットフォームと業界標準のOSS・ISV・当社ミドルウェアを組み合わせて提供します。ベンダーに依存しないオープンで高信頼な環境で、クラウドネイティブなアプリケーション開発や既存アプリケーションのコンテナ移行を支援します。

3. デジタルインフラプラットフォーム
   • 「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」 【エンハンス：6月11日提供開始】

     当社のクラウド「FUJITSU Cloud Service for OSS/VMware」を「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud」として刷新し、パブリックリソースとプライベートリソースをシングルポータルで一元管理できる新たなラインナップを提供します。パブリッククラウドの利便性・俊敏性と、プライベートクラウドの安全性・柔軟性を活かしたハイブリッドなクラウドサービスの利用が可能です。

   • 「Digital enhanced EXchange（DEX）ネットワーク」 【新規：2020年2Q提供予定】

     新たに開発したクラウドとデータセンター間をあらかじめ接続したネットワーク基盤により、お客様の業務システムと各サービス基盤を接続する複雑なネットワーク設計をせずに、様々な最新技術やサービスをお客様のHybrid IT環境へスムーズに取り入れることが可能です。

   • 統合マネジメントポータル【新規：2020年1Q提供予定】

     マルチクラウドやオンプレミス環境などの異なるIT基盤の構築・運用作業を統合制御・可視化・自動化するマネジメントポータルを新たにサービスに実装します。お客様ハイブリッドシステム構築・運用の迅速化とともに、負荷軽減やコスト抑制を実現します。

   • 統合Security Operation Center（SOC） 【新規：2020年下期提供予定】

     お客様が保有する様々なデータやシステムごとに設定された安全対策における煩雑な情報管理とシステム運用をクラウドで集約し、サービス提供することで、柔軟かつ経済的なセキュリティ対策を実現します。

   • 統合サービスデスク 【エンハンス：2020年下期提供予定】

     お客様の基幹や各業務システムにまたがる様々なサービスの問い合わせ窓口を一元化し、一次受付業務にチャットボットを活用するなど、運用負荷の軽減と迅速な問題解決を実現します。

これらの各種サービスや関連技術を、以下の新たなデリバリモデルで提供していきます。

• プレフィックス型サービス 【新規：2020年2Q提供予定】

  ブラックボックスとなりがちな構築・運用サービスの仕様と価格を事前に明示し、パッケージ型のセットメニューとして提供することで、お客様は無駄なく、簡単かつ迅速にサービスの適用が可能となります。

• サブスクリプション型サービス 【新規：2020年下期提供予定】

  クラウドサービスに加え、当社のプロダクトやサービスを一体型の契約・課金モデルで提供します。お客様は、ITサービスを必要なタイミングで必要な分だけ利用し、全体コストの最適化を実現することができます。

提供時期

販売目標

2022年度までに、「FUJITSU Hybrid IT Service」関連ビジネスで売上1兆円（当社の決算期は3月末日です。）

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、当社の商標または登録商標です。

注釈

注1 OpenShift：

レッドハット株式会社が提供するエンタープライズ対応のKubernetesをベースとしたコンテナプラットフォームソフトウェア。

関連リンク

• 「FUJITSU Hybrid IT Service」製品サイト

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