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PRESS RELEASE (環境)

2018年11月14日
富士通株式会社

「液浸冷却システム」が平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞

ロゴ

当社は、革新的な省エネを実現する「FUJITSU Server PRIMERGY 液浸冷却システム(以下、液浸冷却システム)」において、平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)(主催:環境省)を受賞しました。これは「液浸冷却システム」が、サーバシステム全体の消費電力、CO2排出量の削減に貢献していることが評価されたものです。本表彰の受賞は、2年連続6回目になります。

当社は今後もエネルギー効率の高い製品・サービスの提供により、気候変動の緩和とお客様のデジタル革新に貢献していきます。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰について

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、1998年度より環境省が地球温暖化対策推進の一環として、地球温暖化防止に顕著な功績のあった団体・個人を称えるものです。

「液浸冷却システム」について

本製品は、サーバを冷却液に浸漬することで、サーバ全体を偏りなく効率よく冷却するよう設計された冷却システムです。サーバが発する熱が室内に排出されないため、冷却のための空調を必要としないほか、サーバに内蔵する冷却ファンも不要とすることで、高い電力効率を実現します。これらにより、空冷システムに比べて冷却設備を含めたサーバシステム全体の消費電力を約40%削減(注1)し、CO2排出量の削減に貢献します。さらに設置スペースあたりのサーバ集積密度を約2倍(注2)にすることができ、TCO(注3)削減にも貢献します。

「液浸冷却システム」の液浸槽
「液浸冷却システム」の液浸槽

サーバを取り外し、冷却液から引き上げる様子
サーバを取り外し、冷却液から引き上げる様子


商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 サーバシステムの消費電力を約40%削減:
マルチノードサーバ「PRIMERGY CX2560 M4」96台で構成したサーバシステムにおいて、空冷式の空調設備やサーバ内の冷却ファンの消費電力を同構成の液浸冷却方式と比較検証したもの。なお、削減効果は設置環境によって異なるため、お客様環境での消費電力削減値を保証するものではありません。
注2 設置スペースあたりのサーバ集積密度を約2倍:
マルチノードサーバ「PRIMERGY CX2560 M4」80台で構成したサーバシステムにおいて、空冷式でラック4台が必要だったのに対し、液浸冷却方式では液浸槽2台に集約可能であることを検証したもの。なお、改善効果は設置環境によって異なるため、お客様環境でのサーバ集積密度を保証するものではありません。
注3 TCO:
Total Cost of Ownership。システムの導入費用だけではなく、運用・管理まで含めた総費用。

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本件に関するお問い合わせ

環境・CSR本部
環境企画統括部
電話 044-754-3413(直通)
受付時間: 9時~17時(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)
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