PRESS RELEASE (経営)
2017年9月8日
富士通株式会社
「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名しダイバーシティ推進活動を加速
当社グループは、国連グローバル・コンパクト(以下、UNGC)(注1)とUN Women(United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women)(注2)が女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則を示した「女性のエンパワーメント原則(Women's Empowerment Principles、以下、WEPs)」の趣旨に賛同し、同原則に基づき行動するためのステートメントに署名しました。
これまで当社グループは、ダイバーシティ推進活動において女性の活躍推進に積極的に取り組んできました。今回の署名により、女性活躍推進に対する当社グループのスタンスを改めて社内外に表明するとともに、WEPsをジェンダー平等に関する当社グループ共通のグローバルな指針として、ダイバーシティ推進活動の更なる加速を図ります。
女性のエンパワーメント原則(WEPs)とは
WEPsは、2010年にUNGCとUN Womenが共同で作成した「女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則」であり、女性のエンパワーメントを推進することで、女性の人権への理解を深め、社会や企業の持続的な発展につなげることを目的としています。WEPsは以下の7原則から成り、企業が慣行や基準、行動を調査し分析するための実践的な手引きとなっています。
- トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進
- 機会の均等、インクルージョン、差別の撤廃
- 健康、安全、暴力の撤廃
- 教育と研修
- 事業開発、サプライチェーン、マーケティング活動
- 地域におけるリーダーシップと参画
- 透明性、成果の測定、報告
当社の女性活躍推進の取り組みについて
- 2008年にダイバーシティ推進室を設置し、「多様性をイノベーションへ」をテーマに「いきいきと働ける職場づくり」「新たな価値の創造」「社会との共存共栄」に取り組んでいます。
- 2011年度からは、女性の活躍推進をダイバーシティ推進活動における当面の優先課題と位置づけ、女性管理職候補者を対象とした女性リーダー育成プログラムや、若手社員から中堅社員までを対象としたキャリア形成支援セミナーなど、階層に応じたキャリア支援を行い、女性リーダーを継続的に輩出しています。
- 女性社員自身を対象とした施策だけでなく、女性がより働きやすいと感じる職場環境をつくるために、マネジメント層の意識改革や働き方改革に取り組んでいます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 国連グローバル・コンパクト:
- 各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組み。富士通は2009年12月に参加。
- 注2 UN Women:
- ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
ダイバーシティ推進室
03-6252-2129(直通)
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。