PRESS RELEASE (導入事例)
2016年12月9日
富士通株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ様、健康・労務管理IoTソリューションに当社IoTサービスを採用
お客様のデジタル革新を実現するデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(フジツウ デジタル ビジネス プラットフォーム メタアーク、以下、MetaArc(注1))」で展開している「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア、以下、ユビキタスウェア)」が、このたび、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菊地 哲、略称:CTC)様が提供する、農作業者を支援する健康・労務管理IoTソリューションに採用されました。
当社のIoTサービスは、人を中心とした様々なデータを高度なセンシング技術で収集し、当社独自のアルゴリズムにより解析・分析を行うことで、お客様が求める価値あるデータを提供します。また、データを収集するための各種センサーを搭載した専用モジュールを、お客様の製品・サービスに組み込むことが可能です。
CTC様は、当社サービスを活用することで、IoTソリューションを開発する際に必要となるセンサーの選定やデバイスの開発、センサーデータの分析・解析、アルゴリズムの開発などが不要となり、容易かつスピーディーなIoTソリューションビジネスを実現しました。
当社は、お客様のデジタル革新を実現する「MetaArc」により、企業や業界の枠を超えて人・物やインフラをつなぐことを支援し、お客様の新たな価値創造と競争力強化に貢献していきます。
背景
CTC様は、夏場のビニールハウス内における高温多湿な環境での熱中症による農作業中の事故を懸念され、農作業者の状態管理が重要と考えられていました。また、熱中症のリスクを農業分野の課題と捉え、予防も含めた健康管理や状態管理へのIoT活用を検討されていました。CTC様は、最先端技術を組み合わせたビジネスを強みとされており、当社の人を中心としたセンシング技術が特長である「ユビキタスウェア」や当社の知見を活かせると判断され、農作業者を支援する健康・労務管理IoTソリューションへの採用を決定されました。
農作業者を支援する健康・労務管理IoTソリューションの概要
CTC様が提供する健康・労務管理IoTソリューションは、農作業者が装着した「ユビキタスウェア」で動作や身体の状態、位置情報を取得し、当社独自のアルゴリズムで分析・解析されたデータをもとに、作業者ごとの安全労務管理を行い、作業記録と連動して、生産性の向上に繋がる作業計画の分析や生産量の予測を提供するソリューションです。
採用効果
CTC様は、当社の「ユビキタスウェア」各製品を活用することで、センサーの選定やデバイス開発、センサーデータの分析・解析技術の開発などを一から行うことなく、迅速なIoTソリューションビジネスの立ち上げが可能となりました。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
関連リンク
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