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  3. ワークスタイル変革を実現するコミュニケーション基盤の迅速な導入を支援する「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」を提供開始

PRESS RELEASE (サービス)

2016年12月8日
富士通株式会社

ワークスタイル変革を実現するコミュニケーション基盤の迅速な導入を支援する
「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」を提供開始

ワークスタイル変革の企画から、コミュニケーション基盤の導入、運用までをトータルにサポート

当社は、お客様のワークスタイル変革を実現するコミュニケーション基盤(注1)の企画から設計、導入、運用、利活用促進までをトータルに支援するサービスを「FUJITSU Enterprise Application デジタルグローバルコミュニケーションサービス(以下、デジタルグローバルコミュニケーションサービス)」として体系化し、12月8日より提供開始します。

当社は、ワークスタイルの多様化に迅速に対応していくため、グローバル16万人の従業員のコミュニケーション基盤を2015年に統一しました。さらに2016年からは、先進技術を継続的に適用できるように、マルチクラウド環境への移行を進めています。本サービスは、その社内実践を通じて浮き彫りになった課題とその解決手法などのノウハウをベースに、ワークスタイル変革の企画から、コミュニケーション基盤の導入、運用、利活用の促進までをトータルに支援するサービスです。本サービスを利用することで、お客様は自社にとって最適なコミュニケーション基盤を迅速に導入することが可能になります。企画からコミュニケーション基盤の導入までは、最短3か月で実現できます。

当社は今後も、グローバルに対応したコミュニケーション基盤サービスを提供していくとともに、関連サービスの拡充を図っていきます。

背景

総務省は、少子・高齢化や災害時の危機管理などの社会問題の解決を目的として「働き方改革」を推進しています。当社は、自社へのコミュニケーション基盤の導入で得た知見、ノウハウを生かし、これまでに約150万人のお客様にコミュニケーション基盤を提供し、ワークスタイル変革の実現に貢献してきました。

図1:富士通が提供するコミュニケーション基盤
図1:富士通が提供するコミュニケーション基盤

企業のコミュニケーション基盤の導入においては、従来のオンプレミスのシステムから、様々なベンダーが提供するクラウドサービスを組み合わせたマルチクラウド環境のシステムへの移行が加速しています。そのような中、当社自身も2016年にマイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」やクラウド認証基盤「Azure Active Directory Premium」、ヴイエムウェアのモバイル端末管理サービス「AirWatch®」、Boxのコンテンツマネジメント・プラットフォーム「Box」などを組み合わせたコミュニケーション基盤を採用することを決め、グローバルで移行を進めています。


「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」の特長

本サービスは、お客様のワークスタイル変革の企画から、それを迅速に実現するための高いセキュリティと安定性を備えた最適なコミュニケーション基盤の設計や導入、運用、導入後の定着化・利活用促進までをトータルに支援するサービスです。お客様のコミュニケーション基盤を迅速に実現するため、当社のグローバルなコミュニケーション基盤の社内実践と、150万人のお客様への導入実績から得た知見とノウハウをベースに、一連のプロセスをフェーズごとにモデル化した「Readyコンセプト」に基づいて提供します。

図2:「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」体系図
図2:「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」体系図
拡大イメージ

  1. 「デジタルグローバルコミュニケーションサービス Approach」(企画)

    デザインアプローチ手法(注2)を用いて、お客様の目指すワークスタイル変革のコンセプト立案や、コミュニケーション基盤の基本設計を支援します。グローバルなコミュニケーション基盤を導入する際に考慮しなければならない日本国外の法規制への対応方針の策定なども支援します。また、コミュニケーション基盤導入による投資対効果の測定を支援します。

  2. 「デジタルグローバルコミュニケーションサービス Made」(設計・導入)

    企画フェーズで策定したコンセプトに合わせて、あらかじめ用意されているシステム設計のテンプレートを活用することにより、高い安定性を持ったコミュニケーション基盤のシステム設計、導入を、従来の約2分の1の期間で実現します。

  3. 「デジタルグローバルコミュニケーションサービス Managed」(運用設計・運用)

    コミュニケーション基盤の利用者およびシステム管理者が、マルチクラウド環境の個々のサービスを意識することなく利用、管理できるように、システム運用代行やヘルプデスクサービスなどを提供します。ヘルプデスクサービスでは、日本語と英語、中国語による多言語サポートを提供します。

  4. 「デジタルグローバルコミュニケーションサービス Collaboration」(定着化・利活用)

    コミュニケーション基盤導入後の利活用状況を定量的、定性的に評価し、各利用部門の活用度に応じた利活用を促進する提案や支援をします。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 専務 エンタープライズビジネス担当 福島 徹氏のコメント

富士通と日本マイクロソフトは戦略的パートナーシップを通じて、「Office 365」、「Azure Active Directory Premium」をはじめとするマルチクラウド型のワークスタイル変革ソリューション導入をいちはやく推進し、多くのお客様より高い評価をいただいております。本年9月にはさらにパートナーシップを強化し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを加速することを発表しました。このたび、富士通株式会社が「Office 365」、「Azure Active Directory Premium」、「Enterprise Mobility + Security」のお客様への導入や世界最大規模での自社内導入・活用を通じた豊富なノウハウを「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」として提供開始し、より幅広いお客様の迅速な導入と利活用をご支援されることを心から歓迎します。

ヴイエムウェア株式会社 代表取締役社長 ジョン・ロバートソン氏のコメント

ヴイエムウェア株式会社は富士通株式会社による「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」の提供開始を歓迎いたします。昨今、外出先などでもオフィスと変わらない環境で仕事ができるソリューションを求める声が高まっています。VMware AirWatch®を用いて企業向けのモバイル活用を支援する本サービスは、エンドユーザーの端末すべてにコンシューマー製品のような使いやすさと企業が求める高いセキュリティを提供し、統合された単一のプラットフォームで管理を行うことができます。ヴイエムウェアは真の「デジタルワークスペース」実現に向け、今後も富士通との協調を進め、いつでも・どこでも・どのデバイスからでも仕事ができる環境の提供を進めてまいります。

株式会社Box Japan 代表取締役社長 古市 克典氏のコメント

Boxは日本のビジネスを変革する、あらゆる業種に向けたソフトウェアを富士通とともに開発できることを非常に楽しみにしています。富士通とのパートナーシップにより、セキュアなコラボレーションとコンテンツマネジメントを可能にするテクノロジーを提供することで、多くの企業や組織が新しいワークスタイルを確立することを支援します。

販売価格、および提供開始時期

販売価格、および提供開始時期
サービス名 販売価格(税別) 販売開始 提供開始時期
FUJITSU Enterprise Application デジタルグローバルコミュニケーションサービス
Approach 690万円より 2016年12月8日 2016年12月8日
Made 630万円より 2016年12月8日 2016年12月8日
Managed 運用設計:96万円より
運用:月額105万円より
2016年12月8日 2016年12月8日
Collaboration 690万円より 2016年12月8日 2016年12月8日

販売目標

「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」を含む、コミュニケーション基盤サービス全体で、18年度末までに累計売上1,500億円。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 コミュニケーション基盤:
ID認証、メール、ポータルサイト、文書管理、Web会議、通話、SNS、ビデオなどのコミュニケーション基盤システム。
注2 デザインアプローチ手法:
関係者全員でアイディアを出し合って将来ありたい姿(ビジョン)を描き、その実現に向けた具体的な働き方やソリューションの利用方法などを検討・評価しながら、具体的な施策を導いていくアプローチ。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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