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PRESS RELEASE (導入事例)

2016年3月2日
富士通株式会社

NTTドコモ様の「津波監視システム」に映像監視ソリューションを提供

NTTドコモ様の携帯電話基地局を拠点とした災害対策の取り組みに協力

当社はこのたび、災害対策に向けた取り組みを強化されている、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 薰、以下、NTTドコモ)様の携帯電話基地局を利用した「津波監視システム」に、映像監視ソリューションを提供しました。NTTドコモ様は、当社の映像監視ソリューションを利用した「津波監視システム」の運用を2016年3月4日から開始されます。

当社は、映像監視ソリューションとして、監視カメラ、ネットワーク機器など、高画質な映像の収集から蓄積・管理、暗号化、端末配信までをトータルにサポートするプラットフォームを提供しています。基地局拠点に設置した監視カメラの映像を、高度な圧縮・伝送技術により、リアルタイムにNTTドコモ様のネットワークオペレーションセンターに伝送します。

当社は映像監視ソリューションにおける様々な業種での導入実績を活かし、NTTドコモ様の津波監視システムの実証実験をサポートしていくとともに、災害対策への取り組みに協力していきます。

背景

近年、様々な災害が発生し対策への取り組みが高まる中、特に通信事業者様においては災害時の設備被災から早期復旧させる必要性が高まっています。

当社は、NTTドコモ様の災害対策の取り組みに対して、被災時の早期復旧に貢献できる映像監視ソリューションを提案し採用いただきました。今回、NTTドコモ様の実証実験に参画し、津波監視システムの海面監視映像を用い、通信疎通の早期復旧に向けた取り組みに協力していきます。

実証実験における当社の役割

現在、NTTドコモ様が推進の実証実験は、海沿いの基地局拠点に監視カメラを設置し、沖合の海面状態や、カメラ操作により基地局の通信設備の被災状況などの確認を実施します。津波による被災状況などを映像でリアルタイムにNTTドコモ様のネットワークオペレーションセンターで把握することで、基地局などの早期復旧を目指されています。現在、三重県志摩市など4か所に設置されており、今後12か所に展開をされる予定です。

当社は映像監視ソリューションとして、NTTドコモ様の基地局に監視カメラおよびネットワーク装置、ネットワークオペレーションセンターには映像管理を行うためのサーバやネットワーク装置を提供し、システムを構築しました。マルチベンダでのカメラの管理やVPNを利用したセキュアなネットワーク環境、スマートデバイスへの映像配信を行い、利便性と信頼性を備えたシステムでNTTドコモ様の検証を支援します。

  • 実施期間 : 2016年3月4日より順次実施予定。
  • 監視方法 :
    1. 高性能カメラ(360度回転、36倍ズーム)を採用し、NTTドコモ様ネットワークオペレーションセンターに映像を伝送。
    2. センターにおいて、リアルタイムに映像の表示・監視を行い、過去1週間分の映像を常時収録(録画)も可能。
    3. パソコン画面への大画面表示と、タブレット端末での閲覧。
  • 場所 : 全国16か所

今後の展開

当社は、災害映像監視システムなど長年本分野に取り組んでいます。そこで培ったノウハウと、当社が有する高度な画像解析技術、監視映像からの津波検知を組み合わせ、NTTドコモ様の安定したサービス提供を支援していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。